今日は社会人の「卒業式」

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桜もいよいよ満開モードですね!
今週末はお花見フィーバーですかね。

明日の金曜日は夜桜の下で宴会をする人も
多いのでは。サラリーマンの人たちは
うきうきですね。


サラリーマンといえば、今日は多くの会社で
「卒業式」です。つまり、定年退職を迎えた人たちを
送り出す日です。



勤めあげて40年。自分が属した会社を去るわけです。
その間に子供たちも育ち、そして毎日お弁当を
作ってくれた奥さんの存在もあります。
感無量の日です。



40年間、毎日毎日、満員電車に揺られていたけど
明日からは何時に起きてもいいんです。
何をしてもいい自由な時間。


ところが、、、、


2,3か月もすると、そんな生活にも飽きてきます。
60歳なんてまだまだ若くて、体力を持て余します。

好きなことをしていい、と言われても、仕事しかしてこなかったので
結局また仕事がしたくなります。


マイ・インターンという映画でロバート・デニーロ演じる
シニアが、退職後も毎朝いつも通りの時間に起きて
スタバへ行って新聞を読みます。

まわりはスーツをきたビジネスマンで活気に満ちています。
そんな中に身を置くことで、
自分も社会の一員になれた気がすると言っています。


私たち人間は、どこかに属して、人と関わって
そして役に立つことで、充実します。

そういう意味では、定年退職をしているわけでもないのに
定年退職した人みたいな生活を社内で送る人もいます。


つまり、充実していないのです。


私は6回転職をしていますが、
そのうちの2つに速攻で退職した会社があります。


どちらも外資系ですが、「仕事が暇」が理由です。
与えられた仕事が退屈なのではなく、やることがないんです。
上司が外回りでお留守番とか。



一つの会社は、まだ部署そのものが立ち上げたばかりで
私へ回す仕事がない。上司のサポートをする秘書的な感じで
オフィスで待っていてくれる人が欲しかったけど、
「桜井さんは、そういうタイプじゃないよね。もっとバリバリ仕事がしたいよね」
と、申し訳なさそうに謝ってくれました。


もう一つの会社は上司に相談したら
「コーヒー飲んでお給料がもらえるんだったら、
それでいいと思うんだけどねえ、、」と言われました。

そしてこちらも、「でも、桜井さんはそういうタイプでもなさそうだしね」
と笑って理解してくれました。


時間を潰すために会社にいるわけではありません。
20代女子をなめてはいけません。




退社するときに、その秘書部門にいたバリキャリっぽく見える
仮面女子の一人から私宛にメールがきました。

そこには「桜井さんは、新しい風のようでした」

と書かれていました。


私は普通に過ごしていただけですが
大企業の空気に飲み込まれている女子たちからみたら、異端だったかもしれません。
逆に私からみたら、そこにいる女子たちは、「ヘンな人」たちでした。


ヘンな人、というよりも変なプライドと人間関係に縛られていました。
個人的に話すとみんないい人たちなのに
群れに戻ると敵対していました。


こんな所にいるのは時間の無駄だな、と思ったから
さっさと逃げ出しました。

給料は凄く良かったですが、私の若さと時間は
プライスレスです。



私は誰かの役にたちたかったし、
自分が成長したかった。

充実していることが、人生の最優先順位でした。
今でもそうです。


もし、皆さんが会社でただ時間を潰して、
コーヒー飲んでお給料をもらっているのであれば
そんな時間の使い方はもったいない。


一方では、留学して英語力を身に着けて
どんどん自分磨きをして、たくさんの出会いをして
成長して帰ってくる人たちがたくさんいます。


そんな人は充実感にあふれてキラキラしています。
愚痴を言っているヒマもありません。
愚痴を言うのは暇人です。


会社という属する場所はいつかは卒業します。
会社は自分の人生を依存する場所ではありません。

そこにやりがいと成長がないのであれば
自分で探しに行って下さい。


おしゃべりする仲間がいて、
自分を生かせる場所があれば
「あ~、今日も幸せ」
と毎日気持ちよく過ごせますよ。



なにはともあれ、日本を支えた企業戦士の皆様。
ご卒業おめでとうございます。

これから何をするか、に全力を注いで下さい。
人生に定年はありません。