相手の欲するものが見えていますか?

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6月も間もなく半分終わりますね。
6月終了のキャンペーン学校がいくつかあります。


ブラウンズ、レクシス、CCE,グリニッチ、ILSC。

授業料がかなり変わりますので、上記学校へ
入学を考えている方は6月末までに
申し込みをしたほうがお得です!





先日、ある事業主の方の話を聞いて、
社会人としてなるほどなあ、と思ったので
ちょっとシェアします。


「些細なことでも気が付いたら自分から率先してやる」


これは成功する人の条件ですが、気が付かない人は3流、
気が付いてもやらない人は2流、気が付いたらすぐにやる人が1流です。
さらに凄い人は、自分が気遣っていることを
相手に悟らせません。



些細な気遣い、目遣い、そういうのを、トップの人は見ています。


「これって私の仕事じゃないから」
「やっても意味ないし」
「やっても損」


こんな感じで、何かに気がついても動かない人がたくさんいます。


でも、必ずこういうのは見られているし
それが習慣になると、気が付いた瞬間に損とか得とか
そんなことを考えずに、思わず動いてしまいます。


私は人の気遣いを、
ありがとう、とか、凄いね、
とかいちいち言いませんが
ちゃんと見ています。

凄い人って、やっぱりいます。


ありがとう、って言われるとか
言われないとか、相手はそんなことを考えてやっていないはずです。



私は会社員の頃に、一番の顧客は自分のボスだ、と
思っていました。


取引先とのやりとりだけで、私にとっての「お客様」というのが
目の前にいなかったので、
ボスをいかに喜ばせるか、が私の仕事だと思っていました。


具体的には、いかに彼の頭を使わせないか、です。
社長は忙しいです。あれこれ決めることがたくさんあります。

なので私はできるだけボスが簡単に選択肢を選べるように
いつも気を付けていました。



イエスかノー、のどっちか。


最終的にボスはこれだけいえばいいように
全ての選択条件を調べつくしていました。


これを選ぶ際にきっとこれが気になるだろうな。
これを聞かれるだろうな、

と先を予測して聞かれる前に全部準備しておきます。



いつも相手のことを考えていれば
何をして欲しいのかが先に分かります。


誰を喜ばせるか。
これだけを考えれば、手に取るように分かります。


師匠と弟子の関係がそうです。
弟子は「師匠を喜ばせることだけを考えろ」と言われます。


するとその弟子は、だんだんと何が人を喜ばせるか、が
見えるようになってきます。


鞄もちとか、秘書とか、
社長のそばにいる人が、実は一番成功するパターンが多いです。



秀吉が真夏のある日に寺を訪ねます。
汗だくで到着した彼は、寺の丁稚奉公の小僧に
「お茶を一杯くれ」といいます。

すると小僧は「分かりました!」
と走っていって、キンキンに冷えた茶を持ってきました。

ぐいぐいと飲んだ秀吉は、

「あー、うまかった。もう一杯もらおうか」

すると今度は、ぬるい茶が出てきました。

これも飲みほした秀吉は、最後にもう一杯頼みました。
すると最後に、熱いお茶が出てきました。


このお茶を出した小僧が歴史的に有名な「石田三成」です。
のちに秀吉の家臣となりました。


もうひとつ別の話では、落語家の師匠が家を出ようとしています。
着物を着た師匠に、弟子は草履ではなく靴を用意します。

それを見た兄弟子は、
「着物に靴はおかしいだろう」
と言いますが、弟子はこういいます。


会場までは少し歩きますから、
スニーカーのほうが楽です。
草履には到着後に履き替えたほうがいいと思います。
と、草履をきちんと持っていました。



相手の欲するものを出す。
これって凄いことだと思います。


特に仕事において、
相手が何を欲しているかを考えられれば
その人は必ず成功します。


自分のことばかり考えている人は
これが見えません。


日本でもオーストラリアでも同じことです。
相手の欲するものがきちんと見えていますか。
ぜひ、今後の課題にしてください。