豊かな人と過ごして思ったこと

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昨日の東京は暑かったですが、
来日中の学校スタッフさんたちも
「今日は暑い!昨日は寒い!」
と、寒暖の差に閉口していました。





最近は格安SIMがだいぶ普及されてきましたね。
こういう価格競争はいいですね。


オーストラリアでの通信手段をどうするか?
というのはよくある質問ですが、
うちでは現地無料スマホを学校へ郵送する手配もしてますが、
(半年以上使うと本体代金が無料になります)
SIMカードだけの手配もできますよ。


最近はこの「SIMだけ欲しい」という方が
急激に増えてきました。



SIMは日本のご自宅に出発前に郵送しておきます。
そして現地の空港に着いたらその場で入れ替えてすぐに使えます。
便利な世の中だ、、


私の留学時代に比べると、ずいぶん世界が近くなったものです。
私の時なんて、親とエアメールのやりとりでしたから。
2週間おきにポストに届く母からの便りを楽しみにしたものです。



まあ、それはそれで別に不便とも思わなかったけど。
人はモノがないなら、ないなりに生きていけるものです。

スローなやりとりも、楽しいですよ。
たまにはご家族にエアメール出してみて下さい。
ポストに届く異国からの便りは
いつの時代もときめくものです。




さて、今日は豊かさについて
ふと思うことがあったのでシェアします。


連休中に友人の別荘に招待されました。


その友人の仕事仲間をたくさん招待して
10名くらいでみんなで泊まりました。


その中には私も初めて会う人もいるし、
長年の付き合いの知人もいます。


「別荘」といっても、海辺の白亜の豪邸で
おしゃれしてシャンパングラスを傾けて、
というものではありません。


山奥の平屋の民家で、二間続きの畳の部屋を、
ふすまで女子部屋と男子部屋に分け、
布団を引いて雑魚寝という、
「ザ・合宿」みたいな感じでした。



男子は8畳間くらいの部屋に6人くらい寝ていたので
誰の布団だとか、もう関係ない感じ。
完全にタコ部屋。


ふすまを隔てたとなりに大量の男子(といってもみんな40代以上ですが)
が寝ているので、夜はいびきの大合唱。


しかもみんな酔っ払い。うるさくて夜中に何度も目が覚めました。
まるで隣に野生動物がいるようです。ジャングルで寝ているみたい。



朝は朝で、連れてきた飼い犬を女子の部屋にポイっと
放り込んできます。

犬が布団の上で飛び跳ねるので、
「ぐえっ!!!」という感じで起こされます。
しかも毎朝!(笑




その人のお母さんも来てくれて
10人分の朝ごはんと夕ご飯を毎日作ってくれました。
一日中ご飯の支度をしてくれて、
他のみんなはいつもスウェットでゴロゴロ。


かけ流しの温泉が引いてある岩風呂に
一日中入れ替わり、立ち代わり、
みんなが勝手に入って、
庭のふきをとって煮物にしたり、
本当に素朴な田舎料理を楽しみました。



全員が自分の会社を持っている人達で、
みんな仕事の都合でバラバラに日本各地や世界中から到着しました。
友人は何度も空港に送り迎えに行っていました。



この人達、全員が会社を経営していますが、
同時にすごい資産家なんです。


家を世界中に何軒も持っていたり、
プール付きのおうちだったり。もちろん車も高級車。


このうちの一人の家に泊まらせてもらったことがありますが、
玄関のドアを開けると吹き抜けの天井にシャンデリア、
すぐ横にはまずはサロンがあるんです。


家の中に「サロン」って意味不明ですよね。。
ゲストと家主がお酒や歓談を楽しむ場所です。


ベッドルームが多すぎて家の中で迷いました。
3回くらい違う部屋のドアを開けてしまったり。




そんな経営者軍団なんですが、
みんな自分のビジネスにビジョンを持っていて、
それを語りだすと本当に楽しそうで、
裕福なんですが、全然ひけらかさないんです。


お金はありますが、ある人が偉いとか、
ないからダメだとか、そういうのが全然ない。


自分のことはあまり構わないけど、
豊かさを人のために使う、みたいな。
みんなが喜んでくれて、嬉しいみたいな。



なんか、そういうの私は格好いいなって思うんです。



お金はもっているけど、それは自分が大好きなビジネスに
夢中になって稼いだお金。そしてさらにそれを展開させるため。
世の中をもっと楽しく、もっと明るく。


自分は金持ちだから
そういう人としか付き合わないとか、
そういうのもありません。



これ見よがしにブランド品をもって
自分を大きく見せよう、俺って成功してるんだぜ、
みたいなのが全くないんです、この人たち。


もちろん高級車も所有しているけど、その車メーカーが好きで、
車が好きで嗜好品として持っている感じです。



これと正反対な人にも会ったことがあります。
美容整形の女性オーナーですが、この人が凄かった。


あるセミナーで隣の席だったのですが、全身シャネル尽くし。
Tシャツとジーンズで来ていた私に
「あなた、そんな恰好じゃ講師の方に失礼よ」と言いました。


ちなみに週末のこのセミナーは、
他の参加者もみんなカジュアルで、
この女性だけが浮いていました。



40代に見えるでしょ?という自慢の顔は
ボトックスで固まって、笑っても筋肉が動いていない。
実際は60歳。首と手の老化は間違いなく60代でした。


「うちのBBQパーティーにはベルサーチのスーツで
来る人もいるわよ」と自慢げに言いますが、
なんでBBQにわざわざベルサーチのスーツで来るのでしょうか?
それこそTシャツに短パンで十分です。


なんて虚栄まみれの人なんだろう、と
自分のまわりの友人たちとはあまりにかけ離れている彼女に
びっくりしたものです。


しかも、まわりの女性たちを攻撃しまくるのにも閉口しました。

人工的な顔を持つ彼女にとって、自然な笑いじわや表情じわは
許せないらしく、「おばあさんみたいね、あなた」とか言われて、
参加者の女性は帰りの電車の中で私に「悔しい」と泣きそうな顔で言いました。

とにかく一度会ったら忘れられない強烈な人でした。




もちろんブランド服はデザイナーの信念がありますから、
その服を好んで着るのはいいと思います。
お金を貯めてその服をもつことで、セルフイメージも上がります。


こういうものが似合う自分になろうと、頑張る人もいます。
私も時々着ます。嗜好品ですから。
好きだな、と思えば買います。
着て自己満足してます。それでいいと思います。



ですがその価値観を他人に押し付けてはいけない。
ブランド品を
「お金をどれだけ持っているかの測り」
にしてはいけない。
そしてお金というツールを、付き合う人の判断基準にしてもいけない。



今回、暖かい人たちと過ごした時間の中で
本当に豊かな人たちは、「与える人達」なんだなあ、
と心から思いました。



器の広い人たちは、決して自分からひけらかすことはしません。
自分の心地いいと思う豊かな生活をしているし、
同時に他人のことを真っ先に考えています。


私も昔は背伸びをした時もありましたが、
「等身大の自分を受け入れてくれる」、
そんな仲間と一緒にいればいいんじゃないかな。


そんな風に思うようになったら、
昔から私を知っている人には、

「桜井さん、昔と比べると本当に雰囲気が変わった」

と言われます。私もそう思います。
ちょっととがっていた昔よりも、
肩の力が抜けている今の自分のほうが好きです。




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