プロ格闘ゲーマーという職業

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今週は雨が多いですね。
やっと梅雨らしくなってきました。

雨が降るとテニスが中止になってしまい、
体を動かすチャンスがないので
なんだかスッキリしません。




先日、プロゲーマーの梅原大吾という人の
対談をYoutubeで見ました。


格闘ゲームの世界王者で、日本では初のプロ格闘ゲーマー。

格闘ゲームとは、ストリートファイターですね。
私はやっとことないんですけど。


世界で一番長い期間賞金を稼いだ、ということで
ギネスにも載っているとか。
彼は現在35歳です。


青森出身ですが、幼少期からゲームに目覚め、
それからのめり込んでいきます。


高校生くらいになると、

「ゲームばっかりして、将来どうするんだ」
「ほどほどにしとけよ」


と、外野の声が大きくなってきたそうです。
それもそうですよね。


特に、青森ということですから
おそらく都心に住んでいる人よりも
「プロゲーマー」という存在は希少な存在だと思います。
そもそも日本初ですから、そんな職業そのものが
この国に存在していなかったわけですよね。


親もまわりも、


「若いうちはいいけど、将来どうするんだ」


となると思います。


「ゲームがどんなにうまくたって、食っていけるわけないだろ。
早くまともな職につけ」と。


私もそう思うかもしれません。
でも、彼の話を聞くと、ゲームは単なるゲームではないことが分かります。



ゲームが面白かったのは中学生までだ、と言います。



それ以降は、いかに独自の技を生み出すか、
いかに勝負に勝つか、人と違うことをするか、
という独創性の世界だったようです。


彼はプロゲーマーという勝負の世界を

「瞬時の決定で全てが決まる。だから面白い」

と言います。


彼の決定権と独創性を存分に発揮できるのが
たまたまゲームだっただけで、
きっとどんなことをやっても勝負師としての彼の
本質があれば成功するはずです。



大人がゲーセンで子供と混ざってゲームをしているという次元ではありません。
彼はすでにプロの勝負師です。
麻雀や、将棋と同じです。



そして彼は今35歳ですが、世界のゲームトーナメントでは
スポンサーがつくので懸賞金が10億円を超えます。


彼はそんな大会を総なめにして、
さらにはレッドブルともパートナー契約をして、
FXトレーダーとか、他の勝負の世界の人たちとも対談して、
著書まで出版して、ゲームというフィールドから、大きな影響力を生み出しています。



「全くこの子は、いい年してゲームばっかりして」と若いころはきっと、
親御さんは心配していたと思います。



でも、ゲームへの熱中は彼の「負けたくない」という闘争心と、
「どうやったら勝てるのか」というクリエイティビティと、
決断力を養う博打のセンス、そして何よりも大観衆の中で
淡々と状況判断をしてプレーしていく、その冷静さを鍛えました。



野球やサッカーで鍛える人もいるかもしれませんが
彼の場合はそれがゲームだっただけです。


それが世界中の若者たちに影響を与え、
神ゲーマー」と呼ばれるまでになりました。



なんでも熱中すれば、それは何かにつながります。
今は「そんなことをやってどうするんだ」と言われようが
その熱中にはあなたの本質が隠されています。


「プロ格闘ゲーマー」という存在を私達が知らなかっただけで、
彼はきっと風当たりの強い青春時代を過ごした事と思います。

それが今では、自分の好きなことで
しっかりと生計を立てています。




留学も同じですよね。


ワーキングホリデーや、留学のことを知らないおじさんの上司に


「結婚はあきらめたの?」
「ああ、遊びに行くんだね」


という感じで、「それやって、どうするの?もっと現実を考えなさい」


といった外野の声が聞こえる人も多いと思います。
それをやっている存在を知らない人が発する声です。


でも、留学はプロ格闘ゲーマーよりは
はるかに道が開けています。
だって、何万人も毎年渡航していますから。


そして、心が折れそうになった彼を支えたのはきっと
同じゲーマー仲間だと思います。


一人で青森でゲームだけしていたら、きっと心が折れて
今頃は地元の企業に就職していたかもしれません。


留学なんてして大丈夫かな、と心配になっても
留学したら、そこにいるのは全員留学生ですから(笑


クラスメイトの話を聞くと、みんな同じような境遇で元気が出ますよ。


「親に大反対されてさ」というスペイン人。

「銀行の仕事だったんだけど、毎日が退屈でさ」というブラジル人。

「違う国で生活してみたかったんだ」というスイス人。


悩んでいたのは自分だけじゃなかったんだ!と勇気がわきます。
そんな友達に支えられて、英語の勉強をして
自分のコアを探していきます。


熱中するものを見つけたら、
それが仕事になるとか、ならないとか、
それはまだ考えなくていいと思います。




なぜ熱中したのか、というその本質が大事です。
なぜ海外に行くということに、
英語を話すということに熱中しているのか?



知らない世界を見て見たい。
ワクワクしたい
知らない知識を知ることが好き。
人よりも好奇心が強い
人と同じが嫌い
新しいことを試したい
自分を試したい
自分の殻を破りたい
自分を変えたい
刺激が欲しい



こんなことが本質なんじゃないかな、と思います。


私は10代の頃から海外という「刺激」が好きで、
英語という知らない言語を知ることが楽しくて、
それが結果として留学代理店になりました。


放浪ばかりして、「無責任」と言われた20代を過ごしましたが、
放浪の本質は、周りには理解されませんでしたが、
私の中では「知らない世界をこの目で見てみたい」という熱中でした。


そして、それはきちんと私の天職にたどり着きました。


自分の熱中を信じて下さい。
ときめいたモノには、必ず未来のヒントが隠されていますよ。