オンナの28歳 留学適齢期

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こんにちは。
アクティブウーマン代表の桜井です。

 

先日、イギリス人の20代女性と話す機会がありました。

英語のオンラインレッスンですが、レッスンというよりも、
いつも適当に空いている先生を選んで、30分おしゃべりしています。

 

で、先日の先生も初対面だったので、一通り自己紹介をしたのですが、

「1カ月前にバリ島へ移住してきたばかり」

とのことで、興味があったので、根掘り葉掘り、質問をしました。

 

イギリスではテックカンパニーでデジタルマーケティングをしていたそうです。

「テックカンパニーでデジタルマーケティング

って、めちゃくちゃ今どきな仕事ですよね。
で、案の定、会社で働く人たちもみんな若くて、平均年齢は26歳くらい。

朝食やランチも無料で食べられるそうで、
なんかグーグルとかマイクロソフトみたいな感じ。

 

ですが、彼女はそこに2年半いましたが、心が満たされなかったそうです。

その前は世界的に有名な大手会計事務所で働いていたそうです。
いずれにしても、とても優秀な人材なんだと思います。

 

彼女の学校は進学校で、何か得意なことがあると、
「じゃあ、あなたはこの分野に進むのがいいわ」
と、その段階でもう決められる風潮があったようです。

若かった彼女も、周りの大人にいわれるままに、
得意だった数字の世界にそのまま就職した。

 

ですが、「得意」と「好き」は似て非なるもの。
得意だから好き、とは限らないんですよね。

結局、マーケティングも数字を見る世界です。
彼女は数字の世界には満たされずに、退職しました。

 

で、バリ島に来た彼女に「次はなにをするの?」と聞くと、

「セラピストになろうと思ってる」

とのこと。

 

セラピストはピンキリですが、本当に心理学とかを勉強するとなると
長いと5年かかるそうです。

彼女は「人を癒す仕事がしたい」と言っていました。

彼女はまさに人生のターニングポイントにいます。
そして、彼女の話を聞いて、私自身のターニングポイントを思い出しました。

私が仕事を辞めて日本を飛び出したのも20代の時です。
28歳でした。

 

それまでは、彼女と同じように

「かっこいい!」とみんなに言われる仕事、をしていました。

給料もいいし、残業もないし、クリエイティブな仕事で、
退職するときに、「花形のポジションなのにもったいない」と言われました。

 

でも、誰かにとっての花形は、私の花形ではありません。
花形だと憧れる人がやればいい。
そのためには、喜んでポジションを譲ります。

私は退屈でした。とにかく何をやっても退屈。

 

日本にいて、実家にいて、ちまちましている限りは
何回転職しようが、きっと退屈なんです。

もっと大きく土俵を変えないと。
そして私は、結局日本という国を飛び出した、

と、そんな話を彼女にしたら、

「私も今28歳なの!その話、めっちゃ勇気が出るわ~~!!」

みたいな感じで、すごく喜んでくれました。

 

オンナの28歳、というのは、やっぱり色々考える年頃なんですよ。
30歳を前にして、周りは結婚・出産ブームで。

あの時に、やっぱり仕事辞めて海外行って良かったな、と思えます。
反対意見しかなかったけど、押し切ってよかった。
まわりの常識に流されなくて、本当に良かった。

 

オーストラリアに行かなければ、アクティブウーマンも生まれなかった。
今の私もない。私に関わった人たちとの出会いもない。

全てのことは、次のことへの伏線です。
何かをやれば、それが次へ次へと繋がる。

 

イギリス人の彼女の話を聞いて、
20年前にオーストラリアで出会ったイギリス人のことを思い出しました。

 

彼は、ファイナンスの仕事をイギリスでしていたけれど、
それを辞めてオーストラリアへ来た、と言っていました。
20代の若者でした。

「つまらなかったんだ」と、その彼も言っていました。
外国人とほとんど会ったことがなかった、埼玉県民の私は、

「へ~~~、ガイジンさんも同じことで悩んでいるんだな」

と、おかしな感想を持ったことを覚えています。

 

国籍関係なく、悩める若者の気持ちは同じです。
日本では反対しかされなかったけど、
海外に来たら、仲間がたくさんいた、というのもよくあること。

 

だからやっぱり、海外に行って、いろんな国の人と話すと、
全然違う意見をいう人がいて面白いんです。

一方的な価値観の人たちに押しつぶされそうだった自分を救ってくれます。

 

それをするには、英語をしゃべれないといけません。
英語って、いろんな人たちの気持ちを知るための言語だし、
自分の意見を伝える言語です。

 

あなたの価値観は世界の誰かにとって「おもしろい!」となるんです。
それを伝えるためにも、英語を勉強してください。

 

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