こんにちは。アクティブウーマン箱崎です。
あっという間に12月に入り、年末まであと少し。
年末と言えば大掃除をする方も多いのではないでしょうか。
私は1日かけて大掃除と考えるだけで気が重くなるので、
今日はこのエリア、次の休みの日はこのエリア
といった感じで掃除をちょこちょこ始めています。
日本では、大掃除といえば年末ですが、
欧米の大掃除は春にやります。
なので、英語では大掃除のことを
Spring clean(スプリングクリーン)
と言います。
冬の時期に暖炉やストーブのすすで汚れた部屋を
春になって掃除をする文化がヨーロッパにはあるそうです。
オーストラリアは暖炉を使うほど寒くはありません。
が、このヨーロッパの文化を受け継いでいるので、
春が大掃除シーズンとなります。
私は、このスプリングクリーンという文化を
オーストラリアのホテルでハウスキーピングとして働いているときに知りました。
スプリングクリーンのチームに入ると、
大きな別荘のような客室を5人チームで掃除します。
普段は掃除しないような換気扇や壁のシミなども
徹底的に掃除して、ピカピカにします。
洗剤ももちろん使いますが、
オーストラリアではビネガー(お酢)を使って掃除するのも一般的です。
お酢は安全な上に、殺菌作用もあります。
お酢をスプレーして水回りのシンクを拭くとピカピカになります。
電気ケトルの黒い水垢も水に多めのお酢を入れて沸騰すると
スッキリとれて、綺麗になります。
オーストラリアのホテルでも使われている掃除の裏技です。
皆さんも大掃除の際にやってみてくださいね。
ちなみに、オーストラリアは、
仕事に対する態度がゆるいというイメージがあるかもしれません。
しかし、業種関わらず私が働いていた場所は
どこもみんなプロフェッショナルとして働いていました。
大掃除も、こんな細かいところまでやるんだとびっくりするくらい。
オージーも含め、どの国籍のメンバーも真剣に仕事をしていました。
でも、休憩するときは、しっかり休む、そのことを大事にしていたように思います。
オーストラリアは移民の国。
それに加え世界中からワーホリや留学生が多いので、
いろんな国籍のメンバーがチームになって仕事していました。
オーストラリア、ニュージーランド、デンマーク、
アメリカ、インド、中国、イギリス、ドイツ、台湾、韓国、ポーランドなど、、、
本当に多様な国籍の仲間たちと働くことができたのは今でも財産です。
スプリングクリーンのときも、休憩の時間はみんなで和やかに話しながら、
お互いの国の文化や食べ物の話、地元の話などで会話が弾んだものです。
共通の言語がないと、何を言っているかわからないから、
何を考えているのかわからないという壁をどうしても感じてしまうかもしれません。
この国の出身だから、こういう性格なのかなという
国のイメージや色眼鏡で見てしまうこともあるでしょう。
でも、英語でコミュニケーションがとれるようになって、
いろんな国籍の人と交流をするようになると国の壁というのはなくなり、
そこには一人の人しかいないことがわかります。
性格も考え方も一人ひとりそれぞれ違うことを実感できます。
そういう発見があるので留学は世界観がぐんと広がりますよ。