こんにちは。アクティブウーマンの桜井です。
今日の東京は一気に冷え込みましたね。
朝、ベッドから起きるのがしんどい。
朝はまだ暗い。
日中も寒い。
こうやって実際に寒くなると、最初に留学する街は
暖かい街のほうが絶対いいよなあ、とつくづく思います。
南半球のオーストラリアは、今は真夏で
毎日気持ちいいですよ!
さて、私がSNSでフォローしているある男性がいるのですが、
彼の娘さんが、オーストラリアの名門であるクイーンズランド大学に
入学が決まりました、
UQと呼ばれるこの大学は、世界大学ランキングでも40位という名門です。
ですが、この娘さんは日本では小学校からずっと不登校。
小学校、中学校とほとんど学校へ行かずに家で過ごしたそうです。
そして、作文だけで入れる都内の私立高校が、やっと合ったらしく
そこで毎日学校へ行くようになりました。
そして、オーストラリアへ留学し、この名門大学への切符を
手に入れました。
たった3年半前までは不登校だった、その娘さんの偉業を
父親はとても喜んでいました。
ずっと家にいたとはいえ、娘さんなりに将来を考えていただろうし、
成長もしていたと思います。
学校にいくことはもちろん強要できないわけで、
親が出来ることは、娘の居場所を探すことしか出来なかったと思います。
ちなみにこの家は、息子さんも不登校です。
さらにいうと、父親も“元・不登校”、という、とにかく
お母さん以外は全員不登校、という、
日本の社会に馴染めない一家なんです。
娘さんは居場所を変えて、輝き出しました。
お父さんも、空気を読めない人だったらしく、
40代で会社をクビになって、絶望の果てに、自分で起業したら、
そこから人生がどんどんよくなったそうです。
今では仕事で世界中を飛び回って、今まで生きてきた中で一番楽しい、
と言っています。
日本では「ダメな人」「仕事が出来ない人」「勉強が出来ない子」
という烙印を押されても、それが事実かどうか、は
全く分かりません。
日本の社会に合わないだけ、というのは
この一家を見ているとよく分かります。
居場所や住む場所を変えると、水を得た魚のように
生き生きとする人を、たくさん見てきました。
日本はサービスも素晴らしく、治安も良くて
物価も安くて、人も親切で、とても良い国です。
母国として大好きな国です。
ですが、これは私が一度日本を離れたから言えることです。
20代の時に、私はこの国が窮屈で飛び出しました。
20代の頃の私には、他の環境が必要でした。
有り余ったエネルギーは、この国の中では消化できなかったし、
もっともっと刺激が欲しかった。
正しい時期に、正しい場所にちゃんと行けた自分を
褒めたいです。
あの時に、ちゃんと日本を飛び出して、行きたい場所へ行きました。
オーストラリアで私は修正されました。
日本の集団社会で、傷ついた心を癒してもらえました。
自由でいいんだ、という自信をもらいました。
不登校児というレッテルを9年も貼られた子が
オーストラリアで名門大学に進学しました。
今度は「優秀」「エリート」と呼ばれるようになりました。
こんな感じで、人は変わるものです。
そしてそれは、居場所をちゃんと見つけたから出来たことです。
皆さんは子供ではないので、自分の居場所は自分で見つけることができるという、
すでにその自由を持っています。
日本で窮屈さを感じたら、どうも変わり者扱いを受けるな
と思ったら、ぜひ住む場所を変えてみて下さい。