英語には、なんでこうなるの?というような面白い表現がたくさんあります。今日は少しですがご紹介します。
まずあなたは、もし What’s your beef? と聞かれたら、
どんな質問をされているのだと思いますか?
beefと聞くと、一番に思い浮かぶのは勿論牛肉ですよね。
「君の牛肉、何?」という質問なのでしょうか...?
いえいえ、違います。
実はbeefには、不平・不満という意味があるのです。
という事で、What's your beef? という質問は、
「何が不満なの?」 という意味でした。
Weblioでも確認できます!
動詞として使って、beefing/beefed など、活用することもできるみたいです。
へぇ~ なんか beef=牛肉 としか認識していなかったので、
ちょっと不思議な感じがしますが。。
外人という意味の英単語
私達はよく外国からの人を「外人」と呼びます。
さて、外人を英語で言うと?
私はよく「foreigner」が外人という意味にあたるのかなと
思ってました。けっこう長い間そう思っていたのですが、
もっと適切な言い方があるそうです。
日本語でもあからさまな言い方を避けるように、英語でも
そういった表現があるのですね。
「expatriate」=「自分の国に住んでいない人」→ 発音がそもそも難しいのですが、、
この「expatriate」のほうが「foreigner」よりも自然で
格好良い印象があるそうです。
よく「expat」と短縮して言うそうです。
この Eigo with Luke のサイトで知りました。
実は、インフォーラムエデュケーション校に在学中、授業中に
ジミー先生からこうふられた事があります。
「ちょっと前に日本の空港の入国審査所には、大きく外人はこちらという意味で
“alienはこちら” と書いてあったよねぇ」
そう、私もそれについてはテレビのニュースを見て知ってました。
エイリアンはこちら、と案内されているから多くの海外旅行客から
クレームがあり、成田空港ではその後「foreigner」に差し替えたとか、、、
ジミー先生がそんなことを言ったら、クラスメートのブラジル人などから
「What~~~~~~~!??! 何でエイリアンなん!?」というリアクションでした。
私達日本人は英語の本来の意味を知らずに
使ってたりすることがあるので、英語については
まだまだのようですね、、しょぼん。。。
近い将来、もっともっと英語堪能な人が増えてきたら、
いつしか「外人」という単語がなくならないかな、と思います。
Cougarとは?
この間、ホストファミリーをしていたという
オージーのおばあちゃんとお喋りする機会があったのですが、
面白いスラングを一つ学んだので、シェアします。
Cougar です。
Cougarって、スポーツブランドPUMAのロゴになっているあれです。
(別名、ピューマ―ともいうそうです。)
ネコ亜科の大型肉食動物なのですが、
これが何を表しているのかというと、
「一回り年下の若いボーイフレンドを持つ、中年女性」という事だそうです。
若干意味は違いますが、日本語でも"女豹"とかって表現しますよね。
それと似たようなニュアンスなのかもしれません。
こんな言葉は、絶対に教科書には載っていないので、
ネイティブスピーカーの人と話したりして
生の英語に触れて学ぶ以外吸収する方法はありません。
私がこの先、Cougarという単語を使う機会があるのかどうか分かりませんが、
何故だかCougarという単語を忘れる気がしません...笑
この間問題集で見た単語はもう忘れてるのに...!!!!
やっぱり1つの単語を覚えるのにも、
がむしゃらにノートに何度も書いたりして暗記しようとするのではなく、
誰かと話したり、何かのシチュエーションがそこにあって、
生活する上で学んだ方が記憶に残りやすいんだなぁと、いつも実感します。
机にかじりついて勉強するのは程々にして、沢山外に出ましょうー。