最初の一歩を踏み出してみないと、その先の未来は見えてこない
こんにちは。
アクティブウーマン代表の桜井です。
私の大学の同級生のひとりに
大学を卒業してすぐに
オーストラリアへ渡った子がいます。
彼女はそこで出会った男性と
結婚して2児のママとなり、
ずっとオーストラリアで暮らしていました。
ブリスベンから近い砂の島。
海がエメラルドグリーンで、
イルカやクジラが見える
美しい静かな島です。
庭にはカンガルーが遊びにきます。
が、コロナ禍の8月、
いろいろと思うことがあったらしく
日本へ一家で戻ってきました。
子供たちは16歳と9歳ですが、
彼女らの日本語が弱くなってきた、
というのも理由の一つみたいです。
で、また東京に住むのかと思ったら、
「海のそばがいい。島に移住したい」
ということで、
家族4人で、奄美大島を始め、
石垣、宮古島など
一週間ごとに家族で移住地を
探すために転々と旅をしています。
子供たちの学校はオンライン学校。
どこにも所属しないで、
オンラインで授業を受けます。
これがあるので、
「子供の学校があるから動けない」
とはならないそうです。
彼女もご主人も、遠隔で仕事ができるので
どこかの土地に縛られる必要がない。
本当に自由だし、自由になるために、
そういう仕事を
彼らが選んできたのだと思います。
で、その友人と
久々に話していたところ、
すごく自由な彼女の言葉が
たくさん心に響きました。
「最初の一歩を踏み出してみないと、
その先の未来は見えてこないよ」
「何か理由があるから
そこに行かなきゃいけないわけじゃないよ。
行きたいからいく。
何をするかはそこで探せばいいじゃん」
「自分がどうにも出来ないことは手放す。
悩んでも仕方ない」
島での生活は、
毎日キラキラして幸せだよ、
という彼女。
実は私が20年前に
オーストラリアに行ったのも
彼女がきっかけでした。
先に移住していた彼女の生活が
あまりにうらやましすぎて。
当時はスマホなんてなかったので、
彼女は時々、絵葉書を送ってきました。
「いま、海の見えるカフェにいます。
空が青くて気持ちいいよ」
その時は、
オーストラリアで何がしたい、とか、
オーストラリアに行きたい!
という気持ちはゼロでした。
どこでもいいから、
日本を出たい。仕事やめたい。
それだけでした。
で、いきなり知らない場所に
行くのも不安なので
とりあえず彼女がいる
オーストラリアに行った。
ただそれだけ。
それがその後、会社を作って、
女性たちの留学サポートを
することになるとは。
その時には、夢にも思いませんでした。
この先きっとまた、10年後に、
「まさか自分がこうなるとは」
となっていると思います。
ですが、そのためには
同じ場所で同じことをしていたら
ダメなんです。
何もしないのに10年後が
変わることはありません。
種をまくのは自分だけなんです。
余談ですが、
私は10年前にテニスを始めました。
10年たったなんて信じられませんが、
その当時に、
「上手だなあ」と思っていた人と
今は一緒にプレイ
できるようになりました。
少しづつ出来ることが増えて、
すると誰かに「一緒にやらない?」
と声を掛けられる。
こんな連鎖で、いつの間にか
テニス仲間が増えました。
こうなれたのは、10年前に
テニススクールに電話して
体験レッスンを受ける、という
最初の一歩を踏み出したからです。
一歩踏み出したことが
全てつながるというわけでもなく、
その時に、登山サークル行ったり、
英語スピーチサークル行ったり、
片っ端からトライしてみましたが、
続いたのはテニスだけでした。
登山も嫌いじゃないけど、
準備が面倒くさい。朝早いし。
英語は好きだけど、
スピーチクラブ、となるとなんか違う。
堅苦しいテーマも興味ない。
こういうのも、一度行けばわかる。
気になることはやってみればいい。
心が動くということは、
何かに繋がる証拠だから。
正しい道なら、そこから
何かに繋がっていくから。
私が、「なんとなく
オーストラリアに行ってみた」のは、
誰のためでもない「自分のため」
会社を作ったのも自分が楽しかったから。
自分を満たせば、
他人を満たすことができる。
自分が「海外生活、
本当にやってよかった」と思えるから、
それが人に伝わる。
日本で縮こまっている
女性たち、多いんです。
考え方が狭くなって、ネガティブになって。
自由なのに、不自由だと信じてる。
全部、自分の気持ちの問題なのに。
たった1年。無理なら半年。
自分がいるコンフォートゾーンを抜けることで
新しい未来の分岐点に
立てることを分かってほしい。
コンフォートゾーンを抜け出すには?
コンフォートゾーンとは、自分が慣れ親しんだ環境や行動範囲、価値観の範囲を指します。
安心感やストレスの少ない状態が得られる反面、成長や新しい発見の機会が制限されることがあります。
コンフォートゾーンを抜け出すことで、自己成長や新しい可能性を切り拓くことができます。
以下に具体的な方法を紹介します。
1. 目標を設定する
コンフォートゾーンから抜け出すには、明確な目標が必要です。
目標があることで、行動の方向性が定まり、
挑戦に向けた意識が高まります。
目標は具体的で現実的に設定するのがベスト(例:「3か月以内にTOEICスコア700点以上を習得する」)。
小さな目標から始め、大きな目標へ段階的に進めると負担が軽減されます。
2. 恐れの正体を理解する
新しいことに挑戦するとき、多くの人は「失敗するかもしれない」「恥をかくかもしれない」という恐れを感じます。
これらの感情に向き合うことが大切です。
「最悪の結果」をイメージし、それが現実的にどの程度の影響を
及ぼすのかを冷静に考えてみてください。
恐れはしばしば過剰に膨らんでいるため、書き出すことで不安を客観視できます。
3. 小さな挑戦から始める
いきなり大きな変化を目指すのではなく、小さな一歩を踏み出すことが重要です。
初めての料理を作る、新しい道で通勤する、初対面の人と会話するなど、
日常生活で少し違う行動を試してみるだけでもいいのです。
4. 失敗を受け入れる心構えを持つ
コンフォートゾーンを抜け出す過程で、失敗は避けられない部分です。
しかし、失敗は学びのチャンスであり、成長のステップと考えましょう。
失敗を経験として捉え、「次はどうすれば良いか」を考える。
自分を責めすぎず、成長のための必要な過程だと認識することが大切です。
5. サポートを求める
新しい挑戦にはサポートや協力が必要な場合もあります。
一人で抱え込まず、周囲の人に助けを求めることも重要です。
特に同じ目標を持つ仲間や、アドバイスをくれる人を見つけてみてください。
6. 習慣を変える
コンフォートゾーンは習慣によって形成されることが多いです。
習慣を意識的に変えることで、自然と新しい挑戦が
しやすくなります。
朝のルーティンを少し変える。
新しい趣味や興味を取り入れる。
定期的に「普段しないこと」をリストアップして実行する。
7. マインドセットを変える
固定観念や自己否定的な考え方は、行動の制限要因となります。
ポジティブなマインドセットを養いましょう。
「できない」ではなく「挑戦してみる」と考える。
8. 成功体験を振り返る
過去に克服した困難や成功体験を振り返ってみるのも
お勧めです。
自分が過去にどのように困難を乗り越えたかを思い出し、
同じ強さを持っていることを確認するのは大事。
成功体験をメモしておき、挑戦の際に見返すとモチベーションがアップします。
9. 学び続ける姿勢を持つ
新しいことを学ぶことで、自分の可能性や視野が広がります。
これは自然とコンフォートゾーンの拡大にもつながります。
本を読む、セミナーに参加する、オンラインコースを受講するなど、
学びの機会を積極的に探しましょう。
知識を増やすことで、新しい状況に対する自信が高まります。
10. リフレクションの時間を持つ
挑戦後には、その経験を振り返る時間を設けることが重要です。
何が上手くいったか、何が改善できるかを書き出し、次の挑戦に活かします。
定期的にリフレクションを行うことで、成長の実感を得やすくなります。
まとめ
コンフォートゾーンを抜け出すことは、簡単なことではありませんが、
少しずつ行動を変えていくことで可能になります。
恐れを理解し、小さな一歩から始め、失敗を受け入れる姿勢を持つことで、
自分自身を新しい環境に適応させていけます。
このプロセスを繰り返すことで、成長し続けることができます。
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