ペットを連れて留学できる??

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ペットシック?

 

こんにちは。
アクティブウーマン留学センターの土屋です。

 

留学と言えば「ホームシック」になったらどうしようか、と

心配されませんか?

 

実際に渡航後にホームシックになって辛くなってしまう方、
友達と過ごしている間に考えなくなってしまっていた、など
家族や日本が恋しくなるのは、ひとそれぞれだと思います。

 

 

先日、長期留学のご相談にいらした女性は、
「私留学中ホームシックではなく、猫シックにならないか心配なんです、、、」
と仰ってました。

 

「え、猫シック?」「はい、私猫を4匹飼っていて、、、留学中
家族と離れてと言うより猫達と離れるのが辛いです、、。」

 

「。。。留学するにゃん?なんでぇにゃん?寂しいにゃん。。」
ってこんな目で見られたら確かに辛いですね ><

 

 

犬や猫、小鳥、爬虫類、等々、ペットを飼っている方は結構いらっしゃると思います。

毎日、ご飯をあげて、犬であればお散歩に行って、具合が悪かったら

獣医さんに見てもらって、もう我が子同然のように大切な家族の一員ですよね。

 

 

 

 

 

 

ペットを連れて留学はできるの?

 

過去にカウンセリングで飼っている犬を一緒に連れて留学したい、

と相談を受けたことがあります。

 

オーストラリアに居る間、日本で面倒を見てくれる人がいない、

お願い出来る人がいない、

 

実際にはオーストラリアに犬や猫を連れて行くことは不可能ではありませんが、

「留学」となるとやはり難しい、ということになると思います。

 

まず、現地にいらっしゃった時の住まい探しに困ります。

 

現地の滞在先は、基本的に学校がホームステイや学生寮を手配しますが

動物と一緒に連れて入居はできません。

また現地でシェアハウスを探すのも困難かと思います。

 

仮に、現地に知人の方やペット同伴でも住まわせてくれる

ラッキーなご家庭があったとしても、現地で大切なペットが怪我や病気となった時に

対処できる費用や、英語力も必要ですね。

 

そして、実際に日本からオーストラリアへ連れて行くまでが

かなり大変であると思います。

 

 

オーストラリアへ犬や猫を連れていくには?

 

オーストラリアへ連れていくには、検疫手続きがあります。

 

ご存知かもしれませんが、オーストラリアは島国であるので

固有の生態系を守るため、動物の輸入には厳格な規制を設けています。

 

オーストラリアに猫や犬を持ち込むには、厳しい輸入条件を満たす必要があり、

オーストラリアの検疫当局から輸入許可証を取得する必要があります。

 

オーストラリアは、ペットの輸入元となる国を

「カテゴリー1」「カテゴリー2」「カテゴリー3」の3つに分けて管理しています。

 

日本はカテゴリー2に該当し、輸入許可書が必要となるようです。

https://www.agriculture.gov.au/biosecurity-trade/cats-dogs/how-to-import/step-by-step-guides/category2-step-by-step-guide-for-cats

 

↑↑

こちらのオーストラリア政府のサイトに詳しく、割と分かりやすく

犬、猫をオーストラリアへ連れて入国する手順が書いてあります。

ペット輸送業者を使う方が断然、手続きが楽であるようですね。

 

ネット検索でこちらの輸送業者さんのサイトを見かけました。

 

 

ただ、マイクロチップを入れてある、健康診断、検査等、手続きには

約6か月を要するとあります。その手続きも、政府認定の獣医師によって手続きが

必要となるので、ご近所の獣医さんにお願いする、ということでもないようです。

 

それ以外にもワクチン接種が必要であったり、その後の抗体ができているかの

確認も必要であるようです。

 

 

そして、無事にオーストラリアへ連れて入国できたとしても、今度はオーストラリア到着後、

指定の検疫施設で最低10日間隔離されます。

 

ビクトリア州ミックルハムという所にある、世界クラスの検疫施設に

預けられるそうです。

 

検疫施設という名前から、冷たい檻の中で酷い扱いを受けるのでは、、、、 ということは

無いようで、ペットが快適に過ごせるよう手厚いサービスを受けられるようです。

 

こちらからその施設の様子が見れます。

 

ここまでで、かなり時間や専門業者に依頼をしていく準備期間、費用が

掛かりそうですね。

 

そして、かなり犬や猫にも負担が掛かることが想像できます。

なので、高齢犬・猫には厳しすぎるかもしれません。

検査やワクチン、検疫施設の費用を含め、マイクロチップの装着費用、複数回の血液検査代、

健康診断費、オーストラリアでの検疫施設費、航空輸送費などです。

 

これらを合計すると、輸入費用は数十万円掛かりそうです。

また航空輸送費も、25万~40万円ほどかかるようです。

 

まとめ

 

オーストラリアへ犬や猫を連れて行くためには、厳格な手続きや検査、証明書の準備が必要で、

渡航計画を早期から立てることが必須。それにある程度潤沢な資金もないといけません。

 

特に、渡航日から逆算してワクチン接種や検査を行う必要があるため、

遅れが生じないようスケジュールを綿密に業者さんと確認する必要があるようです。

オーストラリア到着後の環境にも配慮して、ペットのストレスを最小限に抑える工夫を施すことが大切です。

 

 

ペットシック(Pet Sick)

 

留学をされる間は、やはり多くの方はご家族に面倒を見てもらうと思います。

 

 

家族に預けるといっても、留学してから飼っている犬や猫と

長く離れてしまうと、途端に寂しく、時に悲しくなったりすることが

あるかもしれません。

 

ペットも今迄傍にいた飼い主の不在を察知して、行動が変わることも

あるそうで、そんな話をきいたなら居ても立っても居られないかもしれません。

 

 

ペットシックへの対処法

 

上記では、オーストラリアへのペット輸送について触れました。

オーストラリアは検疫にとても厳しい、のですが

一方で動物愛護国でもあり、動物保護の先進国でもあります。

 

オーストラリアではペットが家族の一員として大切にされており、犬や猫の飼育率が高く、

特に犬が多くの家庭で飼われています。

 

公共の場でのペット同伴やリード使用に関するルールも整備されており、

ペットフレンドリーなカフェや公園なども多く見られます。

 

 

また、あまり都会の学校ではありませんが、

ケアンズゴールドコーストにある語学学校には、学校スタッフが

飼っている犬を職場まで連れてくるところもあるんですよ。

 

学校のキャンパス内や、オフィスでワンコがちょろちょろしているところを

見かけると思います。また、ホストファミリーのお宅でも犬、猫、鳥を飼っている

ところも多いです。

 

そうした学校やステイ先にいらっしゃると、少しだけ寂しい気持ちが

なごむかもしれません。

 

私も犬を飼ってましたが、留学中は家族に預けていました。

オーストラリア留学中、ちょっと寂しいな、と感じることはありましたが

 

在学していた学校から、動物シェルターを紹介してもらい、

ボランティアとして週末、このシェルターでお手伝いをしたり、

滞在していたホームステイ先にも小さなワンコがいましたので

気がまぎれました。

 

 

 

そして、今はテクノロジーの進化で、離れた先からも動画や写真をオンタイムで

送ってもらうことが出来、スマートフォンFacetimeを使って

大切なワンコ、猫ちゃんに話かける(?)ことができますね。

 

スマートフォンの画面から、飼い主らしき顔と声はするけど

「臭い」がしない。

これはこれで、犬や猫にとって奇妙に感じるかもしれませんね。

 

 

他にもFurbo ドッグカメラというものがあるようです。

 

なんてハイテクなのでしょうか。ペットのお留守番姿をスマホで見れる時代なのですね。
本体から自動でおやつが飛び出たりして、すごいです。

 

どうしても暫しのお別れが辛い方は、このようなドッグカメラを使ったり、

ご家族のスマートフォンからペットの元気な姿を送ってもらったりしたら

遠く離れたところでも留学を頑張ろう!と思えるかもしれませんね。

 

 

 

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