なんちゃって英語でもワーホリや海外生活は通じるの?
こんにちは、みくです。
今朝駅のホームで電車を待っていると、
中国人のおばさんが目的地への行き方を
大学生の男の子たちに訪ねている場面に遭遇しました。
(失礼ですが...)おばさんの英語はめちゃくちゃで、
男の子たちもどう対応していいのかわからず困っている様子でした。
「ハウマッチ! ステーション!?」
と...。
何駅向こうで下車すればよいのか聞きたいようでしたが
男の子たちは、何分程度かかるかを聞きたいのだろうと解釈し
「16ミニッツ!」
と答えていました。
でも、自分が欲しい答えと違うので、ハウマッチステーションを繰り返すおばさん。
すぐそばでの会話だったので放っておけず、
人見知りなりに勇気を出して仲介に入った朝でした。
おばさんは結局ハウマッチステーションで押し切りましたが、
私はなんとなく何駅目で下りればいいのか聞きたいんだなー
というのがわかりました。
ハウマッチステーションで通じているのです。
この話の場合、下車する駅が知りたかっただけなので
何も問題はありませんよね。
でも、長期オーストラリアに滞在し、
英語で生活するとなるとどうでしょう。
ケンブリッジやIELTSなどの資格試験を受けるとなると?
現地でお仕事をするとなると?
もちろんある程度ちゃんとした英語力が必要です。
なんとなく英語の中で生活していれば「通じればOK」な英語は身につくかもしれませんが
いつも同じ単語や同じ文法を使ってしまう自分に気が付くはずです。
必ず限界があります。
そこから一歩先に踏み出すためにも、やはり最初は語学学校に通い、
プロの先生たちにきちんとした英語を習うということは必要なことだと思います。
では、現時点で高い英語力を持っている人にとって、
語学学校に通うメリットはないのでしょうか?
いいえ、あります!どんなに英語力がある方でも
現地での友達作りや情報収集など、生活基盤を作るためにも
最初の数ヶ月だけでも学校へ行かれることをおすすめします。
上記エピソードにもとずいて、さらに英語の必要性を深堀りしていきたいと思います。
なんとなく通じる英語の限界とは?
駅での出来事を振り返ると、実際に言葉が通じたとしても、そこには大きなギャップがありました。おばさんが求めていたのは「どの駅で降りればよいか」という答えでしたが、周りの人には「どれくらいの時間で目的地に着くのか」と解釈されてしまったのです。つまり、表現の仕方が異なるだけで、目的の情報にたどり着けないことがあるのです。
「なんとなく通じればOK」という姿勢で英語を学んでいると、短期的には問題ないかもしれませんが、オーストラリアでの生活全般においては、明確な意思疎通ができないことで、誤解や不便が生じやすくなります。特に、ビザの手続き、住居探し、病院の利用、アルバイトの面接など、正確なコミュニケーションが求められる場面では、曖昧な英語は限界があると言えます。
英語を「使う」ことと「理解する」ことの違い
多くの人が英語を学び始めるとき、話すことに注力しがちですが、「理解する力」も同じくらい重要です。オーストラリアでは、英語のスピードやアクセント、文化的な背景によっても会話の理解が難しくなることがあります。例えば、オーストラリア独特のスラングや省略された言い回しに慣れていないと、相手の言葉がまったくわからない場合もあるでしょう。
語学学校では、この「使う」と「理解する」のバランスを取る学びが提供されており、例えば聞き取りの練習や、具体的な会話例に基づいた実践的なレッスンが行われています。このため、語学学校に通うことで日常会話以上のスキルを養い、さまざまな状況に対応できるようになるのです。
語学学校の役割:なぜ最初のステップが重要か
語学学校では、英語の基礎から応用まで、段階的に学ぶことができます。これは特にオーストラリア生活の初期において、非常に重要です。たとえば、現地での生活に役立つフレーズや習慣、文化的な理解も含めて学ぶことで、ただ英語を話すだけでなく、現地に順応しやすくなります。語学学校の先生は、プロフェッショナルな指導を行うため、効率よく語学力を伸ばす手助けをしてくれます。
また、授業を通じて「話す、聞く、読む、書く」という四技能をバランスよく向上させることができる点も、大きなメリットです。たとえ話す力がある程度ある人でも、読み書きが苦手だと仕事の場面で支障をきたす場合が多いです。語学学校で総合的に英語力を強化することで、生活や仕事に必要なスキルを確実に身につけることができます。
オーストラリアのコミュニティに参加するための第一歩
語学学校での友人や先生との出会いは、オーストラリアでの生活をより豊かにしてくれます。特に、現地の情報を得やすくするための友人関係を築くのは大切です。友達がいれば、シェアハウスの情報を共有したり、現地のイベントに誘われたりすることも増え、生活が格段に楽しくなるでしょう。
また、オーストラリアにいる他の留学生と知り合う機会も多く、彼らと共に勉強することで、モチベーションが上がります。お互いの目標や夢を共有することで、英語学習の意欲も高まり、互いに助け合える環境が整います。このように、語学学校は英語力向上だけでなく、生活基盤を安定させるためのコミュニティ作りにも大いに役立つのです。
帰国後に役立つスキルを手に入れるために
オーストラリアでの経験を、ただの「滞在」ではなく、「学び」に変えるためには、しっかりとした英語力を身につけることが重要です。帰国後に仕事や生活で英語を使う機会が増えてきている中、日常会話だけでなく、ビジネスでも通用するレベルの英語が求められることが多くなっています。語学学校で得たスキルは、単なる日常の会話力にとどまらず、帰国後のキャリアにも直結する価値があります。
まとめ
このように、オーストラリアでの生活を充実させ、帰国後も役立つ英語力を身につけるためには、「なんとなく通じる」だけの英語では不十分です。語学学校で基礎から学び、使える英語をしっかりと身につけることで、オーストラリアでの生活も、帰国後のキャリアも充実させることができるでしょう。英語を学ぶことで広がる可能性は計り知れません。オーストラリア滞在を最大限に活用するためにも、まずは語学学校での学びを通じて「使える英語」を習得しましょう!
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