オーストラリアの第二の主要都市、メルボルン。
美食の町、コーヒーの町として有名ですが、イベントが多いことでも有名です。
今日は、その中でも、オーストラリアで最大の食のビッグイベントMelbourne Food & Wine Festival についてご紹介します。
毎年行われているイベントの一つで、今年は、3月21日から10日間にわたって開催されます。もうすぐですね!
この食のイベントには、
オーストラリア国内だけではなく、世界中から有名なシェフが参加し、この日のためだけの特別な料理を用意し腕をふるいます。
日本からは京都にある洋食屋さんの幸村元吉シェフが、卵とろとろのオムライスを披露されるみたいですよ。
そして、このイベントの目玉は、「World's Longest Lunch」
名前の通り、600メートル以上もある世界一長いテーブルで有名シェフのランチが供されます。
メルボルンは今がちょうど気候も良い時期。
屋外のテーブルでお喋りをしながら、美味しい食事やワインを飲みながら短いメルボルンの夏を楽しみます。
今年は、このランチの監督をメルボルン出身のカーティス・ストーンさんが務めるそうです。因みにカーティス・ストーンさんとは、この人。
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https://www.melbournefoodandwine.com.au/events/worlds-longest-lunch-2025/
オーストラリアのスーパーマーケット・Colesの広告塔の役目も担っている
オーストラリアでも世界的にも有名なシェフです。
メルボルンはオーストラリアの中でも特に多国籍の色が強い都市です。イタリア、ギリシャ、フランス、ポーランド、東南アジア、中国、中東、様々なルーツを持つ人がメルボルンでコミュニティを作っていき、それと共に「食文化」も発展してきました。
そして、
オーストラリアは、あれだけの広大な土地もあり食料自給率はなんと200%!
と世界トップレベル。因みに日本は38%。。。足元にも及びません!
新鮮な野菜や小麦、乳製品、最高品質の牛肉、羊肉、寒いエリアでは牡蠣も!多くの作物を自国で生産しています。南のエリアでは、ワインやオリーブオイルの広大な産地もあり、新鮮な食材を産地から取り入れることができたことも、メルボルンでの食文化を発展させてきた要因の一つです。
そして、
約200年の歴史があるとは言え、とても若い国であるオーストラリアは
あまり「伝統」にとらわれ過ぎない、いいものであれば新しいものを取りいれていく
といった気風もオーストラリアの美食文化を作り上げています。
各国の伝統的で有名な料理はメルボルンに来たら、オーストラリアの食材を活かした斬新なモダンチャイニーズ料理、モダンアジア、フレンチ料理、などを楽しむことができます。
オーストラリアの人達って、なんとなく毎日ステーキやミートパイ、お肉ばっかり食べるのかな、そんなイメージがありますよね。
でも、メルボルンで行われるこの食のイベントにいらっしゃると、オーストラリアの食のイメージがガラリと変わると思います。
皆さんもメルボルンにいらしたら、地元の人にまじって美食探求をなさってみてくださいね!