50代のバレンタインガール

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こんにちは。
アクティブウーマンの桜井です。


さて、今日は、先日の金曜日、バレンタインデーに、
語学学校を卒業したKさんのお話をしたいと思います。


Kさんは50代。10か月の語学留学を終了しました。

送り出した方としても、10か月はあっという間です。

 

Kさんが初めて、渋谷オフィスにカウンセリングに来た時のことは
よく覚えています。


モデルのように長身で、美人で、ニコニコと笑顔が素敵で。
「華やか」とはまさにあのことで、一度見たら忘れられない人でした。


そして、とても、まっすぐなんですよ。


人の話は真剣に聞いて、わくわくすると
顔をくしゃくしゃにして笑って、全力で嬉しそうで。

留学を決めたあとは、渡航前に

サハラ砂漠に行ってきます!」

と、中東に旅に出たり。
フットワークが軽くてびっくりしたものです。

「人生のやりたいことリスト」を作ったそうで、
それをどんどん消化しているそうです。


Kさんを見ていると、なんかもう

「誰になんと言われようと、やりたいことをやってやる!」

という吹っ切れ感も感じます。


50代は、残された体力も限られてくるわけですし、
子供も独立しているし、
お母さんだから、妻だから、なんて縛りを捨てて、
自分の人生を生きるべきですよね。



そして去年の9月、
私がオーストラリアに行った際に
留学中のKさんと再会しました。


自分の子供と変わらないような、若い学生たちに囲まれて、
とても楽しそうでした。


Kさんのいいところは、素直になんでも挑戦すること。
やってみる、ということを体現しています。


大人の留学は、楽しいだけではありません。
勉強も大変だし、抱える問題や不安も色々あると思います。

ですが、そういう時に人は2種類のタイプに分かれるのであって、

「なんで、私が」

という人と、

「まあ、起こったことは仕方ない」

と、諦められる人。


諦めるって、ネガティブに聞こえるかもしれませんが、
執着しないって、大事なんですよ。


モノゴトにいちいち目くじら立てても仕方ない。
これはもう、何かのお試しなんだ、くらいに考えて


「いや~、まいったなあ」


くらいでいい。

考えても仕方ないことってたくさんありますから。


こういう割り切り、開き直りって大事で、
この柔軟さがある人のほうが、人からも好かれます。
怒ってないわけですから。


なんか、いつも周りの環境に不満を抱いて、
文句ばかりいう人なんて、
私たちも近寄りたくないじゃないですか。


年を重ねるメリットって、「余裕」があることなんですよ。

10代よりも、20代。20代よりも30代。
いろんな経験を重ねるじゃないですか。


人生の中の経験値がたくさんあるから、

「まあ、こんなこともあるよね」

という余裕が生まれる。

いろんな“諦め”を経験した余裕がある。


どうにかなるよね、ってことも経験として知っている。
なるようにしかならないよね、という諦めも知っている。



これがある人のほうが、本人もラクだと思うんですよね。

こういうのを、過去にどれだけたくさんしてきたか、
で、大人になってからのラクさが変わってくると思います。


とはいえ、Kさんは「毎日全力で生きてます!」という名言(?)を
残しています。


そりゃそうですよね。日本ではない国で、日本語ではない言語で、
日本人ではない友達と一緒にいるわけです。


日本で、いつもの時間に起きて、いつもの朝ごはんを食べて
いつもの週末を過ごした10か月と、
Kさんのように「毎日全力」で走り抜けた10か月を過ごした人は
毎日の密度が違います。


この10か月って、日本の10年分くらいの密度です。
新しい友達、多国籍、毎日ビーチのある環境。

なによりも、10か月前と全く違うのは、
今は英語が話せる、ということ。



思い切って飛び込んだ10か月前と今では
180度違うと思います。


世界中から来た学生と友達になったわけだし、
これは卒業したら終わりではなく、
今度は世界中から友達が日本に遊びに来るし、
自分も世界中に遊びに行く場所が出来たわけです。


もう留学する前の自分に戻ることは二度とありません。
一度世界を知ると、文字通り世界観が変わります。


フットワークはさらに軽くなると思いますし、
1人で旅行に行っても、今度はもっとおしゃべりが出来るので
旅がますます楽しくなります。

旅は、「誰と出会うか」のほうが記憶に残るので。

英語ができないから、誰ともしゃべらないで
帰ってきた、ではもったいない。



卒業後は、日本から娘さんが合流して、一緒に
オーストラリアを旅して帰るそうですよ。
素敵な母娘ですね!

娘さんも、お母さんを誇りに思うと思います!



卒業式がバレンタインデーだったので
ピンクのドレスを着て記念撮影をしました。ちなみに隣は
語学学校のオーナー夫妻の奥様、JUNさんです。JUNさんも50代ですよ!

ピンクを着ると、人は優しくなる、らしいです(笑

 

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