ワーホリ婚~その2 怒鳴りあいに大泣き。別れられない旅生活

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こんにちは。昨日の台風9号上陸は
ひやひやしました。

長い一日でした。。。


さて、恋愛編は楽しんでいただいてますか?

続きの前にちょっとお知らせです。


弊社のカウンセリングは
渡航予定の6か月前から利用可能となっているため
指折り数えて利用できる月まで
待っている方もいらっしゃいますが、
社会人の方は来年の3月末で退職を予定している方が多く
早く詳細を決めて、退職の申し出をしたいという方も
少なくありません。


そのため、来年春に渡航を予定している方も
ぜひカウンセリングをご利用下さい。


カウンセリング予約はこちら(水・祝日定休日)
http://activewoman.jp/info/voice.php



話は戻ります。


昨日から連載している「ワーホリ婚」
のAさん。昨日は彼との出会いでした。


今日は壮絶なラウンド編です。
長いですが、どこで切ったらいいのか
難しいので、一気に載せました。
一気にどうぞ!







※過去のお付き合いと比べて、違いは?


私の場合は、二人でラウンドをしたので
彼は「恋人」とか「彼氏」という
単純な表現はしっくり来なかったです。


しいて言うならワーホリ中は「バディ」。
今は「ソウルメイト」。



車で旅をしているときは、
24時間中23時間50分くらい一緒にいたので(笑)


かっこつけている場合ではなく、
本音でぶつかったし素を見せていました。


いい意味でも悪い意味でも逃げ場がないんです。
ファームにいた時はぼろぼろの格好で、
クタクタになるまで働いて女も男もない感じの時もありました。



喧嘩も多かったけど、二人で作り上げる、
助け合う、思いやる、ぶつかり合う、
そういったことを自然にしていて、
週末だけオシャレしてデートする関係とは全く違いました。


お金も、残された時間も限りが
あるから日本で同棲しているのとも違う。


メールのやり取りをして一喜一憂したりとか、
お金をかけるデートをしたことがありませんでした。


待ち合わせをして出かける、
いうこともほとんど経験がなく、
日本に帰国してからとても新鮮でした(笑)


付き合いはじめの頃は、
英語力アップの為に英語で会話していた時期もありました。




※彼と会う前と後で変わった事



彼がコーチをしてくれて28歳でサーフィンを始め、
今も少しですがやっています。


インドアな人間だった私を、
アウトドア志向に変えてくれました。


私は典型的な長女の性格で、
わがまま言えない、
周りのことを気にして自分の意見は後回し、
我慢のスキルが異常に高い…
というストレスをためやすい性格で、
おいしい話に弱い、
ダメ男にひっかかりやすい恋愛体質で情緒不安定でした(笑)



彼と一緒に旅をするようになってから、
そんな性格が原因で怒鳴りあったり大泣きしたり、
とにかく壮絶な喧嘩をして感情が激しく動くこともあったけど、
それでも一緒にいなければいけない。


別れたくても、別れたらほかの場所に移動する手段さえない。


当然帰国なんてすぐ出来ない。
逃げられない。という状況で、
強制的に向き合わなければいけなかったのが
私にとっては良い経験でした。



それまでの私なら、イラッとしたら、
「もういいよ!!!!」と言って一方的に出て行って終わり。


そして相手のせいにして、自分には男運が無い…
と女友達に愚痴る…というパターンだったので(笑)


喧嘩した後の事態の収拾というのは今でも苦手ですが、
ワーホリ時代に学ばなければ
未だにすぐ逃げていたかも…と思います。



そして、車で寝泊まりして旅を続けていく中で、
電気もガスも水道もある、雨風しのげる家がある、
好きなものを食べられる、空調の効いた部屋にいられる、
言葉が通じる…という当たり前だった生活が
当たり前でないという状況になると、
当たり前の事にとても感謝するようになりました。




彼が隣にいる事も当たり前ではない。
色んな事が当たり前であるためには、
実は努力が伴っていると思うんですね。



頑張って働いているから家に住めるとか、
おいしいものが食べられるとか。
分かり合おうとしているから一緒に過ごせるとか。



自分ひとりの力で何でもやってきたように思っていたけれど、
オーストラリアでの生活のほとんどは、
彼がいたからこそ成り立っている。



体調が悪かった時、お金が無くなりそうな時、
ファームが見つからなくて困った時、
いろんなトラブルがあって、
その全てで「何とかしよう」としてくれたし、
トラブルがあっても切り替えていけたのは彼がそうさせてくれた。



一人では乗り越えられないことばかりだったように思います。



ワーホリに行くきっかけを与えてくれた桜井さん、
旅立つことを認めてくれた家族、応援してくれている友達、
現地での友達、学校の先生、ホストファミリー、シェアメイト、
ファームのオーナーなどなど。



自分に関わった全ての人が今の自分を
作ってくれているという考え方に変わりました。
感謝でいっぱいです。



そして、今は、そういう事は口に出さなければいけない。
一緒にいるんだから言わなくても分かってよ、
というのは自分勝手だな、と思っています。



オージー含め外国人の方と沢山関わった事も要因のひとつですが、
「どうしたら相手が喜んでくれるか」とか
「関係を良くして行く為に何をしようか」とか
考えるのが好きになりました。




前みたいに自分を殺して尽くすのではなく、
私の我慢が彼の幸せではない。

あくまでも二人の幸せにつながる事をしよう、
という建設的な考え方に変わりました。




続く。明日は最終話。