こんにちは。
アクティブウーマンの桜井です。
昨日の東京は強い風と雨で
日が暮れるまで外に出られませんでした。
ですが、おかげで自宅でゆっくりと
海外ドラマを見たり、本を読んだり、
なんだかのんびりと過ごすことができました。
外が天気が悪いと、
「よし！今日は思いっきり、家でゴロゴロするぞ！」
と、良い意味で諦めがつき、覚悟が決まりますよね。
特に私の場合は、週末は早朝から
テニスの朝練があるので、6時前に起床します。
なので、前日から雨の予報が分かっていると
なんだかちょっと嬉しかったりします。
朝練さぼれるのって、嬉しいですよね。
さて今日は、ゴールドコーストにある
マッサージスクール「MSQ」
そして、ケアンズにあるSPCケアンズの
２学校とミーティングをした際の話をシェアします。
長いので、ひとまず今日は
SPCケアンズを書きます。
SPCケアンズはいつもメルマガで掲載しているので
お馴染みの人も多いと思います。
SPCはオーストラリアで唯一、
学食つきの寮を持っている語学学校です。
そして、その学食を利用して
先日から毎週金曜日に
ローカルの人向けにレストランを始めました。
毎週、各国の料理を週替わりで提供します。
初回はアジアンカレーでした。
「タイカレー」「カツカレー」の２種を
食べ放題。
近所のホストファミリーたちもやってきて
６０名近い予約があったそうです。
海外に住んでいると、
カツカレーってご馳走です。日本のカレーが
懐かしくなりますよね。
そして、別の日に
ホストファミリーたちを集めて
ミーティングをしたそうなのですが、
その時に、以下のようなお願いをしたそうです。
現在、学校に残っている学生たちは
本来なら出来るたくさんの経験や
出会いが、コロナの影響で出来ていない。
学生たちをサポートするために、
週に一回でいいから、
彼らを家に呼んで、一緒にご飯を食べてあげて欲しい。
やってもいいよ、という人は
アンケート用紙にチェックをつけて下さい。
と、渡したところ、なんとそこに集まった
ホストファミリー３０組全員が
OKにチェックをいれてくれました。
それどころか、
「友達も連れてきていいよ」
「どうせなら、金曜日に来てお酒飲んで
そのまま泊まっていいよ」
「毎週でもいいよ」
こんな言葉をかけてくれたそうです。
ちなみに、このミーティングには
あえて学生たちも同席させたそうです。
学生たちの間から拍手が起こり、
とても和やかな雰囲気になったそうです。
いや～、いいですねえ。
こういう温かさが地方都市の魅力だと思います。
SPCがあるのは、
ケアンズから北に１０キロほどいった
ケワラビーチという郊外です。
地元の小学校や、隠れ家の高級ビーチリゾートが
ひっそりと佇む静かなエリアです。
また、この学校では放課後の空いた教室を使って
私立の小学校の子供たち向けに
学習塾を始めました。
月～木までは算数や国語を教えますが、
金曜日は自由参加で、
塾の生徒には無料で
自分が好きな第二外国語を教えてあげるそうです。
そして、この外国語の先生は、
SPCケアンズに在学中の留学生たちです。
日本語、韓国語、中国語、
ポルトガル語、スペイン語、イタリア語など、
あらゆる母国語をしゃべる学生たちがいるわけです。
そんな留学生たちが、にわかに先生になる。
これって、通常時じゃ考えられなかったことです。
コロナ禍の今だから、色々なアイディアが思いつく。
楽しいから、コロナが終わっても
いくつかのイベントは継続するかも、ということでした。
逆境をアイディアで乗り切る。
それどころか、さらに楽しいものにする。
こういうリーダーがいる学校はすごいですよね。
現地にいる学生さんたち、
母国語を人に教えるのは意外と大変ですよ～。
がんばってください＾＾
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