失敗を減らす方法 - activewomanのブログ

こんにちは。
アクティブウーマン代表の桜井です。

ある記事を読んでいて、「父親からの教え」みたいなことを
書いてありました。

彼女が子供の頃、父親はいつも

「今日はどんな失敗をした？」

と彼女に聞いてきたそうです。

で、彼女が何か失敗したことを話すと、

「それはいいことをしたね」

と、褒めてくれたそうです。

で、「今日は何も失敗をしなかった」というと、

「それは、何も新しいことにトライしなかった、ってことだよね」

と、残念そうに言ったそうです。

この父親は、たくさん失敗した数だけ挑戦があることを理解しています。
そして、失敗の数だけ賢くなっていることを知っています。

何も大きなことではなく、テストで間違えたり、
答えを間違えたり、学生生活ではこんなことは日常です。

学生って学んでいますから。

大人になると、あまり間違えなくなりますよね。
学ぶことがなくなってきているからです。

ちなみに私は、車の運転もまだ日が浅いので、新しい場所へ行くときは
よく間違えます。

駐車場どこだ？？あ！通りすぎた！とか、
ここを右折でいいんだよね、、、あ、次か！間違えた！
とか、いまだにまっすぐ駐車もできないし、いつも失敗する。

でも、これは新しいことに挑戦しているからいいんです。
こうやってたくさん間違えないと、覚えていかない。

さらにいえば、私はテニスが趣味で、
１０年たった今でもスクールで学んでいますが、
無限に学ぶことがあります。

でも、久しぶりに会った人には、「うまくなったね」と褒められるし、
自分でも、出来なかったことが出来るようになっている、という実感があるので、
やっぱり学び続けて、成長しているんだなあ、と思います。

なので、最近なにか失敗した？と聞かれれば、
毎回なにかしらネタが出てきます。

サーブでミスった。ボレーでミスった。スマッシュでミスった。
もー、ミスだらけ。

でも、これをビビっていたら、一生上達しないので、
だからせっせと練習しているわけです。

で、試しに、

「最近なにか失敗した？」

と、アメリカ人の知人に聞いてみたら、

「うん、した」

と即答。

「日本の会社に履歴書を送ったら、ぜんぶ落ちた（笑」

と、いう回答。

「おー！日本にくるの？？」

「いや、落ちたから、行けないけど、、、」

みたいな会話でしたが、２０代のこの彼は、日本に来たがっていて、
こうやって日本の会社に履歴書を送りながら、頑張っているわけです。

私が冒頭の父親だったら、やっぱり

「おー、挑戦してるね！えらいじゃん！」

と、褒めると思います。

失敗は良いことなんです。
１日１失敗、くらいを目標にしていいと思います。

その分、賢くなっているってことですから。

何もミスしないし、何も失敗しないし、、、
と、自分の失敗を思い出せない人は、
新しいことをやっていない、ということでもあります。

知らないメニューを頼んでみたら失敗した。
始めての店に入ってみたら失敗した。

これって全部、初めて、知らない、ことにトライしているからですよね。

だから、いいんですよ。失敗しても。
失敗への耐性もついてくるし。

いちいちモヤモヤしているのも面倒になってきます。
毎日失敗しているので（笑

これを書いていて、テニス初心者の頃に、やたらとミスを引きづっていたのを思い出しました。

コート上でいちいち反省している。でも、どんどん次の球がくる。

そしたらコーチに、「（いちいち引きずらない！）次のこと、次のこと！！」と
言われて、ムリやり頭を切り替えたのを思い出しました。

今のほうがミスをいちいち引きずらなくなりました。

練習してるから当たり前、って開き直ってるのもあるし、
ミスに対する耐性がついたのもあります。

これ、英語と全く同じですよ。

ミスはするもの。学んでいるから当たり前。
初心者時代にいちいちへこまない。

時間と共に、耐性もついてくるし、
一度間違えると、次回は間違えないので、ミスの数が減ってきます。

失敗を減らすには、圧倒的な数の失敗を経験するしかありません。

失敗は恐れるものではありません。
進んでするものです。