ミス日本グランプリの賛否両論

こんにちは。
アクティブウーマン代表の桜井です。

ネット記事を読んでいたら、ミス日本グランプリにウクライナ出身の女性が
選ばれた、というニュースがありました。

見た目も完全に「外国人」です。ハーフでもありません。

ウクライナ人の両親の元に生まれ、５歳の時に来日し、２年前に
日本国籍を取得しました。

この「１００％外国人容姿」の人が、ミス日本グランプリを取得したことで
かなり賛否両論に分かれたようです。

ですが彼女は「日本で育ち、日本人としての心を持っているのに
どうやったら日本人として認められるのか」というジレンマをずっと抱えていたようです。

考えてみれば、大阪なおみ、八村塁、ヌードバー選手などは、
「ハーフだから日本人選手として認めていい」という気持ちが日本人の中にはあると思います。

大坂なおみなんて、ろくに日本語もしゃべれないのに、
日本人選手として大いに応援されています。（あ、私も応援していますよ！）

それはやっぱり、「とにかく日本代表として強い選手が欲しい！」
というのもあると思います。日本が強ければなんでもいい、みたいな。

バスケのホーキンソン選手はアメリカ人だけど、日本国籍を取得して愛されている。

日本人選手としてなら許されるけど、
「ミス日本」みたいに個人が日本を代表するのは、
日本人のDNAが入ってないと許されないのか？とか、いろいろ思いました。

「CNNなど海外メディアも、移民が少なく「均質的」な日本で
ヨーロッパにルーツを持つカロリーナさんが選ばれたことを、驚きを持って報じた。
日本の多様性を海外にアピールするには、期せずしていい機会になった。」

と記事でも書かれていましたが、そのカロリーナさんが一転して
グランプリを辞退しました。

原因は「不倫」

文春にやられた模様です。

まあ、相手男性に「未婚」だと、だまされたということですが
真偽は別として、これで辞退しないといけないのか～と思いました。

「清く正しい日本人女性像」

って、なんなんだ？と、なんだか腑に落ちない結果になりました。

これ、外国人の友達とぜひ議論してみて下さい。
みんなどんな意見を持っているのか気になります。

オーストラリアのような移民の国だと、

人種が違う人がグランプリに輝いて何が悪いの？

となると思いますが、韓国、台湾、日本みたいな
単一民族の国だと、

「そうね～～、、、やっぱりちょっとねえ」

となると思います。

そもそも、この「ミスなんとかグランプリ」を
やる必要もあるのか？という意見もあるはず。

多様性をアピール、ねえ。
日本の多様性はまだまだ先が長い。