蛍光マーカーは、勉強には全く効果がない？！

こんにちは。
アクティブウーマン代表の桜井です。

先日ポッドキャストを聞いていて衝撃だったのですが、

蛍光マーカーで線を引く
ノートに書き写す
同じ場所を何度も読む

この３つの勉強方法は全く意味がない、という研究結果が出た、という話。

え？マジか？？？

という人が多いはず。日本人の多くがこの方法で勉強してきたから。
こんなこと言われたら、蛍光マーカーの会社は大変です。

でも、確かに言われてみれば、マーカーで線を引くことと、暗記は
なんの関連もない。。。

これらの方法は、「勉強している気分になるだけ」だそうです。

がーーーん、、、

ノートに書き写したり、同じ場所を何度も読むと、
見慣れたものを見ることになるので、
覚えたつもりになっているだけ、だそう。

それでは、どうやれば効果的にものを覚えられるか？というと

「脳に軽い負荷をかけること」

だそうです。

例えば、白紙の紙に暗記したものを書き出そうとしたり、
覚えたものを人に伝えようとしたり。

そうすると、自分の頭で考えるんですよ。
これを「軽い負荷」と呼びます。

英語の暗記で効果的なのは、
習った単語を使って自分で文章を作ることです。

これって、脳に負荷がかかるんですよ。

で、そうやって覚えたフレーズは、意外と覚えてるんです。

習った英語を使って誰かとしゃべる。
これも結局、負荷をかけていることになります。

勉強、という堅苦しい呼び方じゃなくても、
こうやって自然と英語を覚えるのが、語学留学です。

何度も書き写すよりも、覚えたい単語を使って
自分でアレンジしたフレーズを作ってみる。

例えば、私がいつも購読している英語系のメルマガの今日の配信内容は

「独立するつもりだった。I was going to go out on my own.」

でした。

go out on my ownだけブツブツ言っても、覚えるのは大変です。

なので、これで自分なりのセンテンスを３つくらいササっと作ります。

「私が独立したのは３３歳の時だったよ」
I was 33 years old when I went out on my own.

「そろそろ独立する頃じゃない？」
You’d better go out on your own now.

「独立って考えたことある」
Have you ever thought about going out on your own?

と、こんな感じで似たようなものをササっと作るくらいでいいんです。

書き写す、って頭に負荷、全然かかってないんですよ。

それよりも、負荷をかけた勉強のほうが短時間で
効率的に物事を覚えます。

過去問をたくさん解くも、疲れるけどすごく効果的ですよね。

そういえば会社を始めてから、ある経営塾に通っていたことがあるのですが、
講師がホワイトボードに書いたことを、必死に書き写している人がいたんです。

ですが講師が

「書き写さないでいいです。それよりも、自分が気づいたことを
メモしてください」

みたいなことを言っていました。

それを思い出しました。

受け身の勉強ではなく、能動的な勉強。
こっちのほうが覚えます。