目の前のことに緊張しない方法

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留学へ行くのもそうですけど、
何かを決める時にカチコチに固まって、
理詰めになって、怖くなってしまって
ずっとやりたいと思っているのに
結局なにも出来ない人がいます。


何かを決心する時に緊張感を解く方法をシェアします。


オリンピックなどに出る選手は
技術は同じくらいでも、
最後はメンタルが勝負の決め手になるとは
よく聞く話です。


これはそんな超一流選手を育てたコーチの言葉。
シドニーオリンピックの出場権を目前にした前夜、
新体操のチームはみんな表情が硬くなってしまったことに
コーチは気が付きました。


リラックスしろ、とか、いつも通りやれ、
という言葉も効果がない事は分かっていました。
そこで彼がとった対策です。以下抜粋です。





<コーチの対談記事より>


ミーティングでも、みんな硬いんです。
そこで、ある本の一節を読んで聞かせました。


ガンジス河で死体を焼く光景の描写から始まって、
いずれは自分も死ぬことを自覚することによって、
かえって今ここを大切に生きられるようになるという内容の文章です。



選手の頭には、明日の決勝のことしかありません。
そのとらわれを、一度外したかったんです。


そのあと、みんな明日の決勝のことを、とてつもなく大きいもののように
思っているけど、たかだか3分間やり抜くだけのことだよ。


人生の終わり、選手生活の終わりから考えてみたら、
ちっぽけな話だよ、と言ったんです。


私の話が終わると、選手たちは平静な顔に戻ってくれていましたので、
もう大丈夫だと思いましたね。




ここまで。


そうなんです。金メダルをとるときに、
金メダルを事を考えていたら逃すといいます。


みるべきものはもっと先。
金メダルはあくまでそこへ到達するための通過点だと思えば
緊張しません。金メダルなんてとって当たり前、という
心境になります。



これと同じように皆さんも、会社を辞めることが
人生の終わりだと思っていませんか?

会社を辞めたり、留学へたった1年行くことなんて
ただの通過点。



長い人生からみたら何でもありません。


私も28歳で会社を辞める時に
もう社会人生命は終わった、、と考えましたが
今から思うとなんて大げさなんだ、と思います。

そして結局2年、海外生活をしましたが
行くまでに悩んで損した、と思いました。


2年いないくらいじゃ、日本での自分の生活なんて
何も変わりません。あ、良い意味でです。



もう終わりだ、とか。もう先がない、とか、
暗いことをたくさん考えましたが、
出発前にあんなに悩んだのがウソのように
とんとん拍子で就職も決まって
どんどん前に進めました。


何を捨てても、決めても
人生の終着なんて20代ではやってきません。
目先の留学、目先の退職なんて見ていたら
どんどん視野も思考も狭くなります。


留学なんて一つの通過点。


その先の未来につながっているだけです。
まだ何も始まっていないのに緊張しても仕方ない。


リラックスして、留学して、帰国して、
そのあとにこんなことがしたいな、
あんなことが出来ちゃったりして。


という先をどんどん考えると、
まだ留学を始めてもいない自分がもどかしくなって
早く物事を進めたくなりますよ。