逃げなきゃいけない環境 - activewomanのブログ

こんにちは。
アクティブウーマン代表の桜井です。

ワンピース実写版の８エピソードを見終わり、
感動して目がウルウルしてしまいました。

漫画もアニメも見ていないワンピース初心者ですが
なぜルフィーがあんなに人気があるのか、よく分かりました！

さて、今日は影響力の話をします。

人はやはり、環境や、一緒にいる人から影響を受けます。

良くも悪くも。
私もそうです。

なので、影響を受けたい人のそばにいて、
受けたくない人からは距離を置くのは、すごく大事です。

例えば、うちの近所の花屋さんのオーナー男子。３０代。

お店がオープンしたばかりの頃の会話で、

「なんでこの街に来たの？」みたいな話をしていました。

昔は別の街の花屋さんで修業を積んでいたそうですが、
彼曰く

「あんな街で彼女作って、結婚なんかしたら最悪」

と言っていました。

超ド田舎で、彼にとっては退屈極まりない街だったそうです。

さらにもう一人、パーソナルトレーナーの男の子。
２０代ですが、彼も別の街から引っ越してきて、
以前住んでいた街の話を聞くと

「あんな街に住んでたら、人としてダメになる」

みたいなことを言っていました。

その町は、都内某所で私も知っていますが、
はたから見ると、飲み屋も多くて楽しそうな街に見えますが、
実際に暮らしてみると「ダメ人間ばっか」と言っていました。

だから彼は脱出したそうです。

環境は人を作るわけなので、当然、その環境に影響を受けている人たちに
囲まれて暮らすことになります。

多くの人は、同じ色に染まっていきますが、
彼らのように、「染まってたまるか！」という人も、
もちろんたくさんいます。

影響を受けたくない、と思ったら、その場から
離れるのが一番いいんですよね。

「ここにいたらダメになる」

私も２０代の時にそれを感じて、脱出したことがあります。
その当時につとめていた会社、です。

女性が当たり前にお茶くみをする会社で、
なんだここ？？と本気でびっくりしました。

男性社員全員のカップと、砂糖・ミルク、ありとか、なしとか、
コーヒーの好みを覚えるのが最初の仕事。

ここにいたら潰される、と思ったので、２年半で逃げました。

２年半もいれたのは、仕事そのものは自由にやらせてもらえたし、
同僚や他の部署の人たちとめちゃくちゃ仲が良かったので、
会社に行くのは全くイヤではなかったからです。

「おかしな常識がはびこっている」

と、中途採用の私のような部外者ならすぐに分かりますが、
新卒ではいって、そこで育てられた人間は、

「こんなもんなのかな」

と思ってしまいます。

ですが、少しでも「おかしい、、」と感じ始めたら
やっぱり異常な環境の会社もたくさんあるので、逃げるが勝ちです。

あるベンチャーに勤めた友人は、

「コピーをとるのに、走っていかないといけない」

とかいう謎のルールがあり、結局１カ月で辞めました。

正しい判断だと思います。

なんで社内で走らないといけないの？佐川か？？

そういうヘンなルールがある会社は、
他にもヘンなルールがたくさんあるはずなんです。

あ、余談ですが、テレビも同じ。
自分の意志で離れることはできますよね。

なんとなくテレビをつけていると、
防犯カメラの映像や、ドライブレコーダーの映像や、
見たくもないショッキングな映像をいきなり見せられる時があります。

私はそういう時は、あわててテレビを消します。
ネガティブな影響を受けたくないからです。

最近はそれが、SNSでも起こるようになりました。

動物動画を見ていたはずなのに、
いつの間にか衝撃映像が混ざってきて、あわてて
アプリを閉じるときもあります。

SNSもテレビも「タダ」なんですよ。

だから、相手が見せたいものを見せてくる。

テレビはCMを見せたいから、番組をやってる。
番組の途中のCMじゃないですよ。逆です。
ＣＭの途中の番組です。

だからこっちが、そこから離れないといけません。
そうしないと、釘付けになるし、影響を受けます。

最近のＳＮＳは、

「結末にまさかの、、」

「普通の微笑ましい動画だと思ってました。これに気が付くまでは、、、」

とか、閲覧時間を長くするための仕掛けがすごい。

こういうのも、逃げないといけないものの一つ。

私はこういう、作り手の意図が見えると、

「そう簡単にひっかかってたまるか」

と、対抗意識が燃えるのですが、
そんなメラメラと、
SNSを見ている人はいないと思います。

一番いいのは、見ないこと。
心の平和と、自由時間がたくさん手に入りますよ。