自分でこれでいい、と選んだものが正解だと決める。

こんにちは。
アクティブウーマン代表の桜井です。

今日２月２９日は「うるう年」ですね。４年に１度しかない日です。
２月２９日生まれの人は、誕生日は２月２８日扱いになります。

さて、先日ある人の記事で

「なにがあっても、”これが正解”と決める」

とありました。

これ、何かに悩んでいる人にはすごく背中を押しますよね。

私は何かの予定を立てるのがすごく苦手。
それは、一つに決められないから。

よくあるのが、旅行の日程を決められない。
旅先のホテルが決められない。

あっちもよさそう、こっちもよさそう、みたいに悩んじゃうんです。
こっちで失敗したらイヤだな、、とか。

レビューを見たりなんなりして、この時点でかなり疲れている。

悩み疲れして、結局なにも選ばない、って良くあります。

で、先日、スキーで赤倉に行ったときも、ホテルで悩みました。

ここにしよう！と決めたホテルにいざ予約いれようとしたら、
安いな、と思った値段は、それは二人料金の場合であって、
そもそも一人では予約さえできませんでした。

で、他のホテルも、一人で使うとなると、値段は倍。
一泊３万円以上になります。３泊するので、
ホテルに泊まるだけで１０万円近くしちゃう。これはちょっと高い。。。

で、いろいろ探して見つけたのが、「ホテル無門」という宿。

ゲレンデからはちょい歩く。
でも、一人用の部屋を用意してあって、値段も１泊１万円と良心的。
朝食も１０００円と、さらに良心的。

で、写真を見たら、ちょい古め。なんか、８０年代な感じのレトロな雰囲気。
ロビーにはギターとかおいてあって、常連さんたちに人気、とか書いてある。

ギターのあるロビーで、常連さんたちが暖炉を囲んで
フォークソングとか歌いだしたら、なんかちょっとアウェイだなあ、、、とか
妄想が止まらない。

無門、という名前もちょっと怖い。

と、ネガティブな想像がどんどん出てきました。

でも、他のホテルだと倍以上の値段だし、それはもったいない。

で、この時に、「何があってもこれが正解」
という言葉が思い浮かびました。

自分でこれでいい、と選んだものが正解だと決める。

ということで腹をくくりました。

もう失敗してもいいや。失敗したら、それもいい思い出。たかが３泊。

で、結果としては、大正解でした。

確かに古いんですが、常連さんとかいう人は誰もいなくて、
むしろ外国人しかいない。

終日しずか。ロビーでは、ホテルのスタッフの子供が宿題をしている。

ホテルの朝ごはんは手の込んだ洋食で、コーヒーもひとりひとりポットを
用意してくれて、たっぷり注いでくれる。

オムレツにソーセージ。４種類の焼きたてパン。
果物にサラダ。

口数の少ない兄弟で運営している。
女性陣は裏方にいるらしく、表には出てこない。

お土産コーナーには、地元新潟のおせんべいや、手作りのブラウニー。
ブラウニーは米粉で作ったオーガニックでグルテンフリー。

なんか、「無門」っていう、ちょっと怖い名前からは全くかけ離れていて、
めちゃくちゃオーガニックなホテルでした。

聞くと、お父さんから譲り受けたホテルで今は２代目。
無門の意味は聞かなかったけど、ググったら、
「門を設けず、誰でも受け入れる」という禅から来た言葉でした。

あー、居心地よかったな。また行きたいな。としみじみと良いホテルでした。

全体的に全くお客さんに関わらないのですが、その静かな距離感が心地いい。

朝ごはんのクオリティが最高すぎた。あれで１０００円はどういうこっちゃ。
という感じでした。

もちろん、赤倉観光ホテルはじめ、お金を出せばもっともっといいホテルはたくさんあります。
ですが、とにかく良心的すぎる値段が、インフレの赤倉では高感度が大変良かったです。

会社を辞める。留学する。

このはざまで揺れ動いている人が多いと思います。

ですが、

「何があってもこれが正解」

と決めてしまえば、あとはもう悩むこともありません。