こんにちは。
アクティブウーマン代表の桜井です。
春は何かと環境が変わる季節です。
自分で環境を変えて、
新しいチャレンジをする人たちも多いです。
都内在住の私の友人は、５月に沖縄移住が決定しました。
彼女はずっと東京と沖縄の２拠点生活をしていました。
毎月、東京と沖縄を行ったり来たり。
家は東京にあり、沖縄ではいつもホテル生活です。
「飛行機代、もったいなくない？」
「東京の家賃、もったいなくない？沖縄に移住しちゃえばいいのに」
と、何度か質問しましたが、彼女もそれは分かっていつつも、
「東京の刺激も好き。沖縄には刺激がない」
みたいなことを言っていました。
「刺激があるほうが」「刺激がないと」という感じで
「刺激」という単語がよく彼女の口から出てくるので、
彼女の優先順位は「刺激」なんだなあ、と思っていました。
まあ、好みは人それぞれですから、
その件については、それ以上深堀りすることもありませんでした。
で、その会話から１年も経たないうちに、
沖縄に家を探している、という話を彼女がしてきました。
話を聞くと、東京のマンションの更新が迫っていて、
それを機に引っ越すことにした、と。
そして、あれよあれよという間に、
沖縄に物件を見つけ、５月には引っ越すということが決まりました。
沖縄移住が決まると、
「車も買おうかと思ってるんだけど、何にしようかワクワクするの！」
と、なんだか楽しそう。
東京のマンションでは駐車場がなかったので車も所有できませんでした。
何よりも、東京の暮らしでは車は必要ないし。
沖縄は退屈、とか言っていたのに、すっかり変わりました（笑
個人的には、彼女は沖縄にいるほうがいいと思っていたので
良かったです。
こんな感じで、簡単に人は変わるんですよね。
一歩踏み出すと、もう次のことに心が移る。
悩んでいたのがウソみたいに。
最初の一歩が一番悩む。
こういう経験、多くの人があると思います。
別の知人（アメリカ人）も、ずっと名古屋に住んでいましたが、去年、
故郷のミシガン州へ帰りました。
彼はダンサーですが、ミシガン州では妹さんの家に居候していて、
地元のダンススタジオで仕事をいました。
で、その彼と先日ビデオチャットで話していたら、
「あ、そういえば、シカゴで仕事が決まったから来月引っ越すことになった」
以前の仕事のボスからコンタクトがあって、
シカゴのスタジオで働かないか、とのこと。
彼はミシガン州の静かな田舎生活も好きみたいですが、
まだ２０代ですし、新しい街で、新しい人生にトライするのは
すごくいいと思います。
シカゴのほうが、ダンスコミュニティは大きいそうなので、そこで
どんどん新しい仲間と出会って、新しい世界を広げるといいと思います。
こんな感じで、周りで二人、新しい環境へ飛び込む人たちを見ると、
同じ場所にいる自分がなんだか停滞しているように感じます。
刺激を受けますよね、やっぱり。
皆さんもおそらく、誰かが仕事を辞めて海外留学を決めた、と聞くと
なんだかモヤモヤとした焦りを感じると思います。
それは、どこかで自分も憧れていることだから。
何も感じない人のほうが多いんです。へー、とか、頑張ってるねえ、とか。
いいなあ、と言いながら、実はそれほど「いいなあ」とも思ってない。
そんな中で、焦りを感じる人は、どこかで自分もやりたいから。
今の環境を変えたいと、ずっと思っているから。
何かにトライした人には、来年は違う景色が待っています。
沖縄に移住する友人は、来年は沖縄で正月を迎えます。
アメリカ人の友人はシカゴで新しい年を過ごします。
新しい友達もできるでしょう。
今年は彼らの人生分岐となります。
東京生活を終了して沖縄を選んだ人生
ミシガン生活を終了してシカゴを選んだ人生
メリット、デメリットはどちらを選んでもあります。
ですが、気になったことをやってみる、
行ってみたい場所へ行ってみる、
というのが一番大事なんじゃないかと思います。
それが失敗するとか、成功するとかは、
あまり関係ないと思います。
そういうのは、何年もかけた出来事の中で、どちらも起こるので。
雨が降った、晴れた、みたいなものです。
「私は自由なんだ」
これを忘れないでください。
なんでも自分で決めていいのは、大人の特権ですから。
自分が大人であるという自覚を持ってください。
自分の行きたい場所で生きてください。
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