こんにちは。
アクティブウーマン代表の桜井です。
なんか、東京すっごい雨降りましたね、、、
今日、新聞の記事でショッキングな記事を見つけました。
中３の６割、英語「話す」０点
これって、私が中学生だった３５年前と何も変わってないなあ、、、
３５年の間に、インターネットもスマホも登場して、
アプリが出来て、Youtubeもあって、
英語素材の数は何百倍にも増えただろうし、
英語に接する機会も増えてるはず。なのに、６割が０点とは。
そして、「自分の意見を書く問題」についても、正答率は２０％
なんと、無回答が２８％もいる！
記事いわく、「日本語だったら話せるようなことも、
英語の表現を知らなかったから、
回答できなかったのでは？」と書かれていました。
え？それを授業でやってるから、試験に出るんじゃないの？
それじゃあ、学校の授業って一体なにを教えているの？
と、非常に疑問がわきました。
ちなみに、無回答率２８％を誇るこの問題は、ざっくり言うとですね
「生活の中でロボットをたくさん見るようになりましたよね。
ファミレスでもロボットが運んでくるし、
そのおかげで、スタッフが少なくて済むようになりました。
ペットのロボットもいる。ロボットペットなら小さいアパートでも飼えるし、
生活も楽しくなります。
ロボットのおかげで、私たちの生活はより良くなりましたよね。
あなたは私の意見に賛成ですか？反対ですか？また、その理由はなぜですか？」
と、こんな感じです。これって、IELTSの試験問題みたいですよね。
私はこういうディベート、大好きです！
これ、問題文はもちろん全部英語ですが、
簡単な中学英語で書かれているので、理解することは難しくありません。
が、自分の意見を述べよ、英語で。
となると、一気にフリーズすると思います。
ちなみにこれ、スピーキングではなく、ライティングの試験です。
これって、普段からゴリゴリに書く練習をしていないと、絶対ムリなんですよ。
A4の紙１枚に、びっしりと書く練習。
こういうのを学校の授業で普段からやっていれば、
そんなに難しくないはずなんです。
そして、中学の英語の授業で、
ディベートの練習をやっているのか？となると、それも疑問です。
中学どころか、高校でも大学でもやっていない気がします。
だって、それが出来たら、日本人の英語力は
この３５年でもっともっと上達してるはずだから。
英語どころか、自分の意見を
日本語でまとまることさえ出来る人は少ない気がします。
学校で「自分の意見」を述べることは少ないです。頭は全て暗記のために使うから。
自分の意見、を普段から考えていれば、こういう問題に対して
すぐに対抗意見も出てくるし、それを英語で普段から言う練習が出来ていれば、
こんな問題はすらすら解けます。
ちなみにオーストラリアの語学学校では、
ペアワークが多いですが、自分のことを話す時間も多いです。
自分のこと
自分の国
自分の意見
こういうのを、留学して初めてやる人も多いのではないでしょうか。
とかいう私もそうでした。
まだ英語が不慣れな頃に、
外国人に「で、あなたはどうなの？」みたいなことを聞かれて
「え？？わ、私？？」
と、フリーズした覚えがあります。自分のこと、自分の意見をうまく話せない。
英語力の問題ではなく、中身が空っぽだったな、と思います。
意見がないんです。何が好き、何が嫌い、というのはもちろんありますが、
それについて自分の反対意見、そして「なぜなら」という理由。
なんとなく、では相手は理解できませんよね。
この「なぜなら」は、日本人が弱いところだと思います。
あまり突っ込まれたこともないですから。
「いや、まあ、それはやっぱりねえ」
「そのへんは、察して欲しいよねえ」
みたいな文化もあるかな、と思います。
語学留学の面白さは、英語力以上に、こういう力が付くんです。
自分はこう思う！というチカラ。
だから自分のことが良く分かってくるし、ぼやっとしていた自分象が
浮き出てくるし、自分に自信もついてくるんじゃないかな～と思います。
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