海外で就職する、という選択肢もあるんだよ

こんにちは。
アクティブウーマン代表の桜井です。

今月は週末に各地で開催された留学フェアのため
オーストラリアから語学学校さんがジャンジャン来店されました。

で、各学校のアップデートを聞いていると、
とにかく多いのが、専門コースの需要の多さ。

語学学校も、その多くが専門学校の併設をしています。

以前は、おまけ的な立ち位置だった専門コースが
かなり盛り上がっています。

英語コースの話よりも、専門コースのネタが増えた。

語学留学で終わり、ではなく、その先に進む人が増えたってこと。

理由はやっぱりオーストラリアの景気の良さ、
逆をいえば、母国の景気の悪さ。

海外就職が当たり前になって、海外に暮らすハードルが
低くなってきたこと。

「英語が話せたらうれしい」

というのは、基本のキ。

他の国の子たちは、もっともっとスキルを身につけて
オーストラリアでの就職をかなり視野にいれています。

で、最近よく聞く名前は、

デジタルマーケティング。

ちょうど先日、ネットフリックスの

「会社は学校じゃねえんだよ」

を見終わったばかりですが（めちゃ面白いのでお勧めです！）

このドラマも舞台はデジタルマーケティングでした。

ソーシャルメディアを使った企画や、商品開発。
世界的にこういうのがブームなんですよね。

私も、普段当たり前にAIを使っているので、
すぐに「そんなのAI使えばいいのに」と、
思う癖がつきました。

それくらい、AIは生活の一部として当たり前になりました。

デジタルマーケティング
起業家育成コース
ビジネスマネージメント

こういう専門コースが人気です。
さらにこれ、大学の学位と同じ資格がもらえます。

大学の学位がもらえると、卒業してから「卒業ビザ」がついてくるので、
そのあと２年、滞在できるんです。

学位は３年だから、合計５年。

５年もオーストラリアに暮らして働いたら
もう、

「英語が上手ですねー」

なんてレベルじゃないんですよ。

オーストラリアのビジネスの世界でバリバリに働いて、
週末はビーチに行ってのんびりして。

その間にパートナーを見つけて、永住して、
なんて人もたくさんいます。

学校のスタッフさんが言っていたのは、

日本で「勉強しない大学」に行くくらいなら、
オーストラリアで学位をとって、本物の技術を身に着けて
英語もしゃべれて、広い世界と選択肢を知ったほうが
絶対にいい！

と、熱く語っておりました。

私も「勉強しない大学」卒なので、かなり賛成です。

２０代の社会人が、「もう大学は日本で行ったし」
なんて、考えなくてもいいんですよ。

オーストラリアでは、キャリアチェンジのために
大人が学校に行くのは当たり前ですから。

むしろ、経験と資格がないと雇ってもらえないので、
こういう専門コースで、実習時間に会社でインターンシップやらないと
未経験者扱いになるので、転職できないんです。

日本とは仕組みが全然違う。

日本は、文学部、とか出た人が、
文学に関係ある仕事なんてしないじゃないですか。

保険の営業とか、会社の総務とか、全然関係ない仕事してますよね。

オーストラリアは、勉強したことが、もろ仕事に直結します。

まあ、こういう選択肢をゲットするには、当然まずは
語学力ですが、

最低でも１年。

ここがスタートなんです。
語学留学はゴールではありません。
単なるスタート。

オーストラリアで何をしようかな、と選択できる権利を得るための
最低限のスキルです。

海外就職は夢なんかじゃないですよ。
英語力をつけて計画を練れば、誰もが歩める道です。