「出来ない理由を探さない」

こんにちは。
アクティブウーマン代表の桜井です。

さて、いよいよ今日から１２月。
２０２３年も残り１カ月となりました。
日本もクリスマスイルミネーションが綺麗ですね。

今日は「出来ない理由を探さない」という話を書きます。

私は２９歳で日本を出るまで、できない理由をずっと探していました。

お金が溜まったら、、、とずっと貯金をしていましたが、
実際に溜まったら、「いや、もうちょっとあったほうが安心かも」
となったのを覚えています。

結局、できない理由をあれこれつけていただけで、
お金は本当の理由じゃなかったんですよね。

簡単にいうと、

「ビビって出来なかった」

これだけ。

人はとにかく出来ない理由を探します。

あげくの果てには、

「親のために、やっぱり日本にいたほうがいいかな」

「周りに迷惑かけるから、やっぱり仕事はやめないほうがいいかな」

とか、完全に責任転嫁。

こうして他人を理由に持ち出すようになると、
自分で責任を持つのを放棄しはじめた証拠です。

諦めたらダメですよ。
出来ない理由じゃなくて、やる理由を探してください。

やらなかったらどうなるか、その末路を考えてください。

どんどん右肩下がりに落ちていくだけです。
人は一度諦め始めると、坂道を転がるように、どんどん落ちていきます。

諦めるほうがラクだからです。

でも、その「ラク」は一時だけで、長い目で見ると、
後悔という名前に代わります。

余談ですが、
企画は暖めすぎると腐ります。

起業して数年の頃、起業相談をよく受けました。
どうやって起業したのか？みたいな。

とにかく始めてみた、の一言に尽きますが、
そういう相談をしてくる人に限って、
立派な企画書を何年も持ち歩いていました。

こんな立派な企画書あるのに、どうして起業しないの？
と言うと、
あーだこーだと、上手な言い訳が出てきます。

そういう言い訳を聞くと、私はすごく冷めます。

あー、結局この人、びびってやらないだけなんだな、と。
準備、準備、って一生準備してればいい。

起業を考えている自分、に酔っているようにしか見えません。
企画書を持ち歩いているだけじゃ、何者でもないのに。
企画書の中の世界は、ただの空想の世界なのに。

その空想のお話を、現実で動かしてみて、初めて効果が分かるわけです。

準備に時間をかけても、完璧になる保証なんてどこにもない。

世の中は不測の事態だらけ。そんなの当たり前。

だったら、不測の事態にあたりまくって、
早く強くなったほうがいい。
たくさん乗り越えたもん勝ち。

私は企画書というものを作ったことがありません。
そんなものを綺麗に作っている間に、どんどん動いたほうが早いからです。

準備は出来るものと、出来ないものがある。

出来ない準備はしなくていい。
考えるだけ疲れるし、時間のムダ。

６割くらいで実行して大丈夫。

そして、出来ない理由を探さない。
どうしたら出来るか、しか考えない。