奇妙な生き物に遭遇する場所

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こんにちは。
アクティブウーマン代表の桜井です。

 

24日(金)はキックオフセミナーです。
渡航前の準備会となりますので、渡航が決まっている方は
ご参加いただけます。オンラインです。

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さて、今読んでいる本の中に

森毅(もりつよし)」という名前が出てきて、
とても懐かしかったので、森先生について書きます。

森先生は東大卒の数学者で、京都大学の教授だった人。
2010年没。

 

破天荒な人で、子供の頃にテレビで見て以来、ずっと記憶にこびりついて
今でもなぜかふと、森先生のことを思い出します。

著者いわく、先生は大学の授業にくると、

「よっこらしょ」と教壇に座って煙草に火をつけます。灰はそのまま床に落とす。

 

今では、(ってか昔でも)考えられないですよね。

「さて、今日は何の話しよかな。君ら、なんかおもしろいことあった?」

と、こんな感じ。

出席しなくても単位がもらえることが分かると、
学生たちはどんどん授業に来なくなった。

 

ですが、この著者だけは授業に出続けた。

最終的には、なんと先生と彼の
マンツーマンだったそうです。

 

そしてこの著者は、

現在は生物学者として第一線で活躍しています。

森先生、面白いんですよ。
私が学生だったとしても、森先生の授業だけは
絶対に出ると思います。
こういう先生がいるから、学校って面白いのに。

 

著者は言います。

「大学とは教科を学ぶ場所ではなく、大学という自由空間に棲息する
奇妙な生き物が発する不思議な振動に感応する磁場だと悟った」

なんだか難しい言い回しですが、これ、めっちゃ共感します。

 

そして著者は、文科省のがんじがらめのルールのせいで、
大学はもはや、こういう自由な場所ではなくなった、と嘆いています。

 

余談ですが、私は中学の頃、数学が大好きでした。
先生が面白かったからです。やはり一風変わった人で、
その先生から習う数学は、まるでゲームのようで、
「解く」という答えに向けた謎解きのようで、答えが一致する快感がありました。

 

夏休みは先生の自宅で補習をしてくれて、数人の生徒が集まりました。
普段は禁止されている自転車でのりつけて、
なんだか夏の甘酸っぱい思い出です。

先生が「数学って面白んだよ」と、数学オタクみたいなところがあって、
受験に出るから、とかそういう理由で勉強していませんでした。
だから純粋に面白かった。

 

そのおかげか、まあまあな進学校に入れましたが、
そこでまた勉強がつまらなくなった。先生がつまらなかった。
そして大学ではさらにつまらなくなった。

このころから、私の刺激の矛先は、海外へ向かっていきました。

 

大学は国際学部とかいうところへ入りましたが、
19歳の私にとって国際とは、教室で学ぶものではなく
海外のコンビニで「コーラがデカい!」とか騒いでるほうが、
リアルな国際でした。

森先生がいたような時代、
大学ってきっともっと自由だったんですよ。

 

ですが、私が学生だった30年前にも、
大学はすでにつまらないものになっていました。

日本の大学って、790もあるんですよ。そのうちの75%が私立。
つまり、ピンからキリまであるので、もう誰でも大学生になれる。
ちなみにオーストラリアには40しかありません。

もう何十年も前から、誰でも大学生になれるようになったので、
大卒という価値も薄くなっている。

 

この著者がいうように、

「奇妙な生き物が発する不思議な振動に感応する磁場」
を探すのであれば、それはもはや大学である必要はないと思います。

「大学を中退しようか悩んでいる」という人がいれば
私は秒で「やめちゃえば?」と言います。

 

私だったら即、辞めるから。
はいってみて、なんか違うな、と思ったのであれば
籍だけおいてる時間もお金ももったいない。

海外のほうが、奇妙な生き物だらけです。
強力な磁場があるのは、絶対に海外。

 

だから海外に出て、英語環境でビシビシ鍛えられて、
そこで専門コースにでも進学して、ITでもAIでも
マーケティングでも、好きなことを勉強したほうがいい、というのが
私の持論。

「エリートは育てるもんやない、勝手に育つもんや」というのが、

森先生の教育持論。

私も同感です。

 

若いママが子供の受験の話をすると、私は
「給食があって、徒歩でいける学校ならそれでいいんじゃないですかね?」と言います。
これは私の持論なので、もちろん各持論があっていいと思います。

 

私の持論は、子供は遊ぶのが仕事。
私もたくさん遊んだ。塾なんて行ったこともない。
年長の子供にくっついて、なんでも真似た。

 

そして、学びって、やりたいものが出来ると勝手に夢中になる。
そうやって夢中になったものを突き詰めて、その道のプロになっていく。

 

大人が心配するものでもない。放っておいても勝手に見つける。
見つける、というのも大事なサバイバル能力。
それを用意しようとするから、大人が焦る。

 

大人になった人なら、

「卒業した学校は、人生に関係なかったな」と分かると思います。

でも、奇妙な生き物に会うにはまだまだ間に合います。
あなたの感性が共感できる磁場の一つとして、
オーストラリアに興味があるならば、ぜひ行ってみてください。

 

なんだこりゃ??と思うような不思議な人たちがたくさんいる。
規格外の天才もいる。変人もいる。世界は広い、とリアルに感じる。
それが海外留学の面白さだと思います。

 

そして、そういう磁場に興味がある時点で
すでにあなたはそこに反応しているんだと思います。

振動して共鳴している。
居心地がいい、と感じて当然ですよね。

 

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